早稲田大学人間科学部

早稲田大学人間科学部は、早稲田大学の中では比較的入りやすい、合格しやすい学部ということで有名です。
キャンパスが埼玉県の所沢にあることが理由の一つでしょう。
問題は難問・奇問が出題されるわけではなく、標準的な大学受験の知識を問うオーソドックスな出題傾向です。
対策はシンプルな分、徹底的に基礎固めをして、合格を勝ち取りましょう。

早稲田大学 人間科学部 試験の出題傾向/対策

英語

早稲田人間科学部の英語は、200~300ワードくらいの短い英文が8文出ており、3題4題程度の設問が出る。長文の数が多く、出題傾向が特化してるのが特徴。制限時間と文章の数を考えて、『リンダメタリカ』『ポレポレ』をやっておけると有利!文法問題は、前置詞が出題されるので『解体英熟語 改訂第2版』『システム英熟語』『ランク順 入試英熟語1100 』を使って、前置詞を整理・把握しておくと楽。他の大学・学部を受験すると、前置詞に特化した勉強は時間が取れないので、1週間程度で終わる参考書を使うのがオススメ。正誤問題は『スーパー講義英文法・語法正誤問題』で対策しよう。50問のうち10問が前置詞・正誤問題なので、ここで点を稼ぎましょう。

国語

大問 2題出題 1題が現代文の評論 1題が古文・漢文の融合問題
古文漢文は融合問題になっている分そこまで長い文章は出題されない。
現代文は文章が長めだが、わりと他学部と似たような出題形式。
基本的な対策としては早稲田の過去問を徹底的にやる。現古漢マーチレベルの知識は必要不可欠。余裕があれば早慶レベルの参考書をやる。早稲田の他学部の過去問を徹底的にやる。
選択の基準、答えをどうやって出すのかプロセスをしっかり覚える必要がある。→早稲田の過去問のやりこみ

文章のテーマに対してある程度の知識が必要→「現代文キーワード読解」「読み解き古文単語」で知識をつける。
漢文の句法、古典文法、和歌の知識、古文常識の知識も入れておく。

数学

大問 5題出題 出題方式 マークシート方式
文理どちらも大問3題は共通問題。残りの2題は文系と理系で分かれている。問題の難易度的にはマーチレベル。
60分で大問5題なので簡単というわけではなく、スピードを考えると解けなくは無いがわりとしんどい試験。
出題傾向としては微積・ベクトルの出題率が高い。文系は三角関数、図形と方程式あたりの出題率が高い。理系数学は複素数平面、微積の数Ⅲの範囲の出題率が高い。このあたりの対策を中心にやる。

時間内に終わらせるスピードと計算とマークの正確さを意識して問題を解く。
標準的な問題を解く基礎力とその完成度が問われている。

小問集合が大問1個あってその部分は色んな範囲が出やすく気は抜けないが、大問まるまる1個分で出題される分野は偏っている傾向があるのでその分野から重点的に学習していく。

日本史

大問5題出題
特徴としてはマークシート方式になっている。大問5題のうち数題は史料問題が出ているので、史料対策はやっておく。問題の難易度としては一部難しい問題があるが基本的にはマーチレベルがしっかりできていれば対応できる難易度。余裕があれば早慶の他学部の過去問をやりこんでおくと良い。
基本的には「実力をつける日本史100題」「一問一答」教科書、用語集などの仕上げをやっておく。
年代の配列や知識の正誤など、特定のテーマについて興味を持って調べないと対応できない問題が出題される。
満点を目指すというよりも取れる問題を確実に取りきるということを意識して取り組む。過去問を解いた後に見直しする際も無理に満点を取るために暗記をするというより、ちゃんと知識を入れれば確実に取れそうな問題を確保していくように心がけること。

世界史

大問5題出題
マークシート方式。特徴としてはどの年代もまんべんなく出題される。
1つの大問について大まかな流れを問われる→国地域ごとの縦の歴史の整理ができているかが重要。近現代の範囲の問題は最新の時事の話を絡めて訊いてくることもある。政治経済における時事問題の情報収集をしておくと良い。早稲田の中での難易度としては標準でマーチレベルの参考書を仕上げて、過去問をやりこめば対応できるレベル。余裕があれば他学部の過去問もやる。
苦手な範囲があるとそこで大問まるごと落としてしまいかねないので、縦の流れで整理するときは主要な地域はしっかり一通り仕上げておいたほうが良い。早稲田の出題形式に慣れる、国ごと地域ごとの正確な知識を持って整理しておく。

政治経済

大問4題出題
マークシート方式。問題の難易度、構成としては簡単な問題が多い。年度によって異なるが2割~4割程度は早稲田レベルが要求される問題が出題される。確実に簡単な問題は絶対取って少し難しい問題がどれだけ点が稼げるかという勝負になってくる。難しい問題はテーマごとの掘り下げがあり、堀下げに対しての興味が持てているかどうかがポイント。マーチレベルの参考書を仕上げたら過去問に入ってみて、どこまでのレベルを要求されるのか確認し学習する。

物理

大問 3
大問3題の内力学と電磁気は毎年だいたい固定で波動と熱力学が交互で出題されている形となっている。基本の対策としては力学と電磁気を優先して学習する。問題の難易度としてはマーチレベルが中心となっており、選択肢がかなり数が多く似たようなものになっているので間違えないように気をつける。力学と電磁気が出題される可能性が高いのでマーチレベルまで仕上げて過去問をやりつつ、余裕があれば力学と電磁気だけは早慶レベルをやるという形でそこは確実に取れるようにしておく。
選択肢が紛らわしいため、この部分で間違えたり、答えを探すことに時間をかけないようにこの学部の出題形式に慣れておくことをしっかりやっておく。問題文をしっかり読まなければいけない問題も多いので、読む速さも重要です。
「読む→式を立てる→答えまで出す」という流れの速さを上げておくこと。難しい問題に取り組むというよりもスピードを強化するという面を考慮したほうがいいかと思います。
けして難しい問題というわけでは無いので、確実にとりきるという練習を心がけていきましょう。

化学

大問5題出題
融合問題・総合問題というかたちで出題されているものが多い。基本答えはマークシート。出題されている問題は知識と計算がどちらもバランス良く出題されている。
計算に関してはマーチレベルをちゃんと仕上げておけば十分戦える問題が中心。余裕があれば早慶レベルまで仕上げてもいいが、それよりはマーチレベルまでの完成度をいかに上げるかという点が重要。
知識部分に関しては結構細かいことも尋ねられる。選択肢がややこしいものも出題されているので、その部分で判断を正確にして点の取りこぼしをしないようにするということを強化していく必要があります。
構造異性体や有機化合物の辺りは結構紛らわしいものが多かったりするので、ちゃんと区別がつくように学習していく必要があります。全体的に難しい問題が入ってはいるのですが、そこで合否が別れるというよりは標準的な難易度をいかに取りこぼさないかで決まってくるところがあります。知識を正確に持つこと、苦手分野を作らずちゃんと全部取りきれるようにすること、正確な計算をすることなど、標準的な難易度での完成度の高さを意識して学習するようにしよう。

生物

大問6題出題
全てマークシートの方式。範囲は全分野ある程度出題されており、生体や体内環境辺りは特によく出題されている。
問題の特徴としてはマークシートの問題だが実験考察がわりと出題されやすい学部。知っていれば解けるというよりはちゃんとじっくり考えさせるという問題がある。知識も結構細かいところを訊いてくる。
→マーチレベルの参考書の仕上がりが優先にはなるが、それプラス過去問をしっかりやり込んでいくことが大前提となる。
この学部の対策として優先的にやらなければいけないのが、「その場で考える」ということです。
答えをみて「そうだったんだ」ではなく、与えられた情報からどう考えていってどうやって結論を出すかという部分を学ぶ。その上で講義系なり今までの参考書に戻って、自分なりに考えていくということを練習していく必要がある。
生物の全体像をしっかり掴んでいかないといけない部分が多いので、分野で切ってやるというよりは全範囲を通してやっていくという感覚を持って学習するように心がけて下さい。計算問題も年度によって量の差はあるが出題されているので計算の練習もしっかりしておくこと。

早稲田大学 人間科学部 武田塾式偏差値50からの受験生活

高3春(偏差値50)

早稲田大学人間科学部を目指す受験生の方なら、春は基礎固めを徹底して行うようにしましょう。
英語なら基礎基本、例えば英単語・英熟語・英文法を徹底的に完璧にしていきましょう。
国語や社会・数学も基礎基本を固めていきましょう。

高3夏(偏差値60)

8月末の目標としては、MARCHレベルの突破、MARCHレベルの過去問を解き、合格点が取れるレベルになっておくことが理想です。
春に身につけた基礎事項が、本当に身についているかの確認を、夏の期間を利用して行いましょう。

高3秋(偏差値65)

早稲田大学のレベルまで入っていきましょう。
人間科学部の過去問を見ながら、追加で必要な対策を考え、課題に加えていきましょう。
秋くらいから過去問に触れ始めることをオススメします。
過去問を通して、今の自分に不足しているものが見えてくるかと思います。

高3冬(偏差値67.5)

高校3年生の冬は、入試本番に向けた最終チェックの時期。
ここで新しい参考書・問題集を追加してやるというよりは、過去問と今まで勉強内容の復習に力を注ぎましょう。
早稲田大学人間科学部の入試問題は標準レベルの問題が多いので、他の受験生が落とさないところで失点しないように心がけてください。

早稲田大学 人間科学部 動画で解説する科目別試験対策

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