英語『完了時制』のコツはある一点!?

今回は英語の時制の中でも完了形について解説を行いたいと思います。

日本語にはない時間の概念なので、苦手な人も多い単元だと思います。

個人的に英作文で出題されるときに減点されやすい文法事項だと思っています。

わかりやすく解説しますのでぜひこの記事を読んでから問題演習を積んで、確実に得意な範囲にしていきましょう!!!

 

*この記事は『時制』解説の2本目の記事になります。

完了形以外の時制に関してはこちらを確認してみてください。

英語脳の感覚を身に着けられるよう、わかりやすく解説しています。

 

よく一緒に出題される文法事項

まずは他の単元との兼ね合いについて説明していきたいと思います。

現在のご自身の習熟度によって今後の対応を変えてください。

まだ他の単元の学習が済んでいない人

→受動態までを一つの単元だと思って足早に先に進もう!!!

すでに一通りの学習を終えた人

後述の範囲もまとめて復習すること!!!

 

当たり前ですが、英文を一文書く時には必ず時制表現を取り入れる必要があります!

ですから時制は英文の基本となっています。

それ故、他の文法事項と絡み合わせてどちらの知識もないと問題を解けないという設問があります。

よって、時制の単元で満点を取るためには他の文法事項の知識もないといけないのです。

ここではよく一緒に出題される文法事項の復習リンクを張りますので、必要な方はそれぞれ確認してみてください。

また今後英語の勉強をしていく時に、どうしてその時制が採用されているのか、を毎回の文章で一瞬でいいので考える癖をつけると時制が確実に得意になります。

その際どうしてその時制を使うのか自分で説明できない場合もよく時制の単元を復習するようにしましょう。

 

時制とともに出題されやすい文法事項

現在形、進行形、過去形、未来表現の記事→こちら

時制の一致の記事→こちら

受動態の記事はこちら

前置詞の記事はこちら→ on , in の記事 → from , at , to , for の記事

特に受動態とともに出題されることはかなり多いので、時制と受動態はどちらかの単元を復習する際にはどちらも復習する癖をつけるといいと思います。

ではそれぞれの文法事項の復習も忘れずに、時制の勉強に進んでいきましょう…!

 

完了形の基本

現在完了形

まずは完了形の基本「現在完了形」をマスターしていきましょう。

その後はそれぞれの時制に合わせて(過去完了なら現在→過去への変形)いけばいいので、まずはこの「現在完了形」をマスターしましょう!

 

ポイントは、「~してしまった」という訳し方だと言われがちですが…

①「現在」と関連していること

②ある行為の状態・結果を重視しているということ

→「~しているところ」という訳でその雰囲気を伝えやすくなる

以上2つです。

完了、結果、経験、継続 という4用法バラバラに考える考え方もあるのですが、私は以上の2つを押さえていれば個別に勉強する必要はないと思っています。

和訳問題が入試に出る方は、訳し分けも必要になるので参考書の訳例を確認してみてください。

公式の説明

S have + Vpp …

という形が現在完了形の公式です。

・have + Vpp

と2つに分けて考えましょう。

have→現在形の have と考えて、『今持っている』のイメージ

Vpp→既に終わっていて、動きがないイメージ

が組み合わさっているため現在完了形になります…!

 

ちなみにこの have は、助動詞(助動詞の記事はこちら)なので、否定形として使いたい場合は

have not

という風に使いましょう。

 

現在形、過去形との違い

では次に現在形や過去形との違いを比較することで、現在完了形の理解を深めていきましょう。

どこからどこまでがこの時制…というのが図的にわかるようになると判断がスムーズになるので、そのまま頭にインプットするイメージで学習を進めてください。

 

・現在形のイメージ

まずは基本『現在形』のイメージを整理していきましょう。

現在形のイメージは以前こちらの記事でも紹介した通り

現在過去未来の含みのある時制です。

・完了形と過去形、現在形のイメージの違い

完了形、過去形、現在形のイメージ図です。

過去形は過去のある時点での状態、動作を表す時制なので『過去どうだったか』しかわからず

『今』のことはわからない。

完了形は『過去から今』その状態、動作が続いているというサインなので、

『今』の状態がわかる。

つまり、『今』がわかるかどうかが過去形と現在完了形との違い

 

4つの用法とよく一緒に使われる副詞

では基本編の最後『完了形を解くコツ』の紹介です。

完了形とよく一緒に使われる副詞を紹介します。

これらの副詞をヒントに機械的に判断するのも一つの手だし、英作文を書くときにはそれらの表現を入れたいときに完了形を使うようにすると、時制がずれることなくきれいな文章になることが多いのでおすすめ。

解くときにもこの副詞があるから~と解くようになると間違いも減るので、時制のイメージがつかないときにはこれらの副詞をヒントに乗り切りましょう…!

スピードも格段に上がるので、イメージが付いている方でもこの知識はかなり役にたつはずです。

結果は特に紹介することがないので、完了、経験、継続の3つの用法だけ表にしてみました。

完了とともに使われる副詞

just たった今
yet (否定文で)まだ~ない
already すでに
(by)now もう
by +名詞/ by the time +SV ~までに

 

経験とともに使われる副詞

ever これまで(疑問文のみ)
never 一度も~ない
before 以前に
often たびたび
once 一度・かつて
twice 2回
~times ~回

 

継続とともに使われる副詞

for ~間
since ~以来から現在ずっと
How long~? どのくらいの期間?
always 昔から

 

これらの副詞の意味と、完了形と関わりがあるということをよく覚えておいてください。

4用法のどの用法か、までは覚えなくて良いと思います。

 

過去完了と未来完了

では最後。

現在完了形という基本を抑えた上で過去完了、未来完了の2つをマスターしていきましょう。

まずはイメージ図の紹介から

ポイント

・『ある一点』よりも前に完了していることを示唆する時制

・『過去』や『未来』の1点を指す表現が入っている

現在完了→現在のある時までに何かが完了

過去完了→過去のある時までに何かが完了

未来完了→未来のある時までに何かが完了

を表す時制です。

よって『いつのある時』なのかを明確に表す単語が入っていることがこの時制の条件です。

ただし、『今までに』というのはあたり前のことなので、現在完了には必ずしも時を意味する単語はありません。

 

過去完了と未来完了に関しては

①それぞれの公式

②図的にどこを意味している時制なのか

③訳し方

がわかっていれば構わないかと思います。

ある一点を表す中で時制の一致の問題が出ることもあるので復習しておきましょう。

→時制の一致の復習はこちら

 

過去完了

→公式 had + Vpp

→完了形+過去形

→過去のある一点よりも前に起こった(完了した)出来事を説明する時制

 

未来完了

→will + have + Vpp

→完了形+未来形

→未来のある一点での状況の予測をそれ以前とつなげて行ったことを示唆する時制

 

まとめ

英語『完了形』の解説を行いました。

高3の直前期になっても苦手な人の多いこの『完了形』という時制ですが、イメージ図を用いることで理解が容易になります。

この記事を何度も読んで、図を自分でかけるようになるくらいまで理解すれば、あまり難しい内容ではないと思います。

英語の時制の感覚を掴むために、今後出てくるあらゆる文章を見た時に『どうしてこの時制なのか』を考える癖をつけましょう。

暗記することはほとんどなく、感覚が身についているかどうかが重要な文法事項ですから、普段から気をつけていれば案外問題演習をする頃には『間違えるはずのない問題』になっていると思いますよ。

何があっても間違えない問題があることは自分の強みにもなるのでおすすめです。

どうかこの記事を読んでくれたあなたがそうなってくれますように。

最後に時制のイメージ図を再度掲載します。

何度も何度も復習してくださいね…!

(受動態の復習も忘れずに…!)

 

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