第4文型と二重目的語の語法

今回の記事では、二重目的語を取る動詞について整理していきます。

二重目的語を取るということは、その動詞の文型はなんでしょう…?

答えられたでしょうか?

せっかく英語の勉強を始めた一番最初に文型の勉強をしたはずなのに…

それが生かされてない人が多い!!!

語法を勉強するときには文型も確認することがおすすめです。

なぜなら、文型の勉強をしたときにそれぞれのイメージを勉強したと思います。

それと融合することができるからです。

自分の既に持ってる知識と新しく覚えたい知識を組み合わせることで暗記がとても楽になりますよ。

 

知識をどのように活かすか

ではまず二重目的語を持つ動詞を覚えるのにどんな効果があるのかを紹介していきます。

文法問題には、

空欄の後の目的語の有無により瞬殺できる問題

というのが存在します。

二重目的語を持つ動詞はその瞬殺問題の例外としての意味も持つ動詞です。

どういうことでしょうか?

では細かく見ていきましょう。

 

自動詞と他動詞

まずは用語の確認から。

自動詞と他動詞の意味や使い方は大丈夫でしょうか?

詳しくは下記のリンクを確認してほしいのですが、ここでは簡単に整理していきます。

 

自動詞→目的語を取らない。つまり動詞の後に名詞がこない。

(いわゆる)他動詞→目的語を1つ取る。受動態になれる(受動態の後ろには目的語はこない)。

 

→自動詞と他動詞の復習はこちら

→他動詞の語法はこちら

他動詞を知っているだけで解ける問題

これは特に受動態の問題で言えることですが、例文を用いて説明していきましょう。

The letter is received ( ) .

という問題があります。

receiveはSVOの文型をとる他動詞です。

ですから、この()内には文の要素とならない副詞が入るはずですよね。

選択肢に名詞や形容詞、動詞があれば1瞬で除外出来なければいけません。

このように他動詞ということがわかっていれば瞬殺できる問題があるのです。

 

→受動態の復習はこちら

二重目的語という例外

先程受動態の問題の時に、他動詞の後ろに目的語がないことから受動態だと判断できる事をお伝えしたと思います。

二重目的語というのは、その解き方では解くことができず、例外とみなされます。

なぜなら

A is Vpp 副詞 で瞬殺出来たはずが

A is Vpp O 副詞 O が選択肢に入ってきてしまうのです。

ですから、受動態の問題やその他の文法でも瞬殺するためにもこの二重目的語という例外を確実に暗記する必要があるのです。

二重目的語を取る動詞

第4文型

第4文型のコアイメージから固めていきましょう…!

まず、基本のコアイメージは

与える

となります。

その視点で動詞リストを眺めてみると案外覚えやすいかもしれません。

一方その基本イメージだけでは説明がつかないものもあります。

その場合は、例外のイメージ

奪う・取り去る

を用います。

ちょうど正反対の意味ですから覚えやすいと思います。

→文型の復習はこちら

 

前置詞を用いた言い換え

これらの動詞は、動詞と使い方を覚えるだけでは不十分です。

前置詞を用いた言い換えができる必要があります。

これは高校の授業で言い換え表現の練習をした記憶があるという人も多いのではないでしょうか?

ライターの私も嫌というほど練習した記憶があります…笑

記憶を呼び出しつつ、練習していきましょう…!

 

・I lent Tom five dollars.

→I lent five dollars to Tom.

・My girlfriend cooked me a meal.

→My girlfriend cooked a meal for me.

これが前置詞を用いた言い換え表現です。

SVOO→SVO に文型が変化していることがわかると思います。

このように言い換えを瞬時にできるようになるのも重要です。

動詞によって使える前置詞が変わってきてしまうので、そこは注意して覚えてください。

give型

イメージ:相手がいないと成立しない

→前置詞:to

give型の動詞
動詞 動詞
give 与える pay 払う
lend 貸す sell 売る
show 見せる send 送る
hand 手渡す teach 教える
offer 提供する tell 告げる
pass 手渡す

 

buy型

イメージ:相手がいなくても成立する

→前置詞:for

buy型の動詞一覧
動詞 動詞
buy 買う get 得る
find 見つける leave 残す
cook 料理する play 演奏する
make 作る sing 歌う
choose 選ぶ

 

doの用法

イメージ

まずは基本形の確認をします。

二重目的語を持つ第4文型ですから

do O1 O2

となります。

また、第4文型ですから、

O1にO2を与える

というイメージがあります。

注意点としては

O2 における単語に制限がある

ということです。

 

熟語リスト

do を用いた第4文型の表現
表現 意味 言い換え表現
do A good Aに利益を与える

*名詞のgood は「利益」

do good to~
do A harm Aに害を与える do harm to~
do A damage Aに被害・損害を与える do damage to~
do A a favor Aに親切な行為をする
do A justice Aを公平に評価する・公正に扱う do justice to ~
do A honor Aの名誉となる

Aに敬意を表する

do honor to~
do A credit Aの名誉となる do credit to~

*do A a favor を用いたその他の表現

Will you do me a favor?

=May I ask you a favor?/May I ask a favor of you?

「お願いがあるのですが?」

Would you do me the favor of Ving ?

=Would you do me a favor by Ving?

「~していただけませんか?」

 

まとめ

では最後にこの記事のまとめをします。

自分が覚えていたか、理解していたか、チェックリストのように使っても良いと思います。

二重目的語を取る動詞

 

give型の動詞
動詞 動詞
give 与える pay 払う
lend 貸す sell 売る
show 見せる send 送る
hand 手渡す teach 教える
offer 提供する tell 告げる
pass 手渡す

 

 

buy型の動詞一覧
動詞 動詞
buy 買う get 得る
find 見つける leave 残す
cook 料理する play 演奏する
make 作る sing 歌う
choose 選ぶ

 

do の用法

do を用いた第4文型の表現
表現 意味 言い換え表現
do A good Aに利益を与える

*名詞のgood は「利益」

do good to~
do A harm Aに害を与える do harm to~
do A damage Aに被害・損害を与える do damage to~
do A a favor Aに親切な行為をする
do A justice Aを公平に評価する・公正に扱う do justice to ~
do A honor Aの名誉となる

Aに敬意を表する

do honor to~
do A credit Aの名誉となる do credit to~

*do A a favor を用いたその他の表現

Will you do me a favor?

=May I ask you a favor?/May I ask a favor of you?

Would you do me the favor of Ving ?

=Would you do me a favor by Ving?

 

この記事のゴール

最後にこの記事のゴールを考えてみましょう。

 

この記事も、参考書も何も見ずにこの記事の内容を口頭で説明できるようになること

 

大学受験は100%所見の問題しか出ません。

だから、解き方が大事なのです。

 

今勉強を続けるようになって思うように伸びていないという人は、

問題文や答え、ポイントを丸暗記する勉強法から

解き方を覚えて、人に説明できるようにする勉強法

に変えてみてください。

正しい方向で努力しないとせっかくの努力が無駄になってしまいます。

次の模試であなたの努力が数字となって表れますように…!

自分なりに一生懸命頑張っているのに、なかなか結果につながらない…

そう悩んでいる方は一度客観的な意見を聞くことをおすすめします。

相談する時間があるなら勉強時間に当てたいと思っている受験生のあなたも、

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一度アドバイスをもらってみたらいかがでしょうか…?

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