分詞構文って何なの?面白いほど理解できる解説を紹介!

分詞構文、分詞構文って先生は言いますよね。でも、問題を解くとよくわからない…。
なんか、~ingとか過去分詞で文章始まったりなんだそれ?って感じですよね。
そんな分詞構文がわからない方に、例文を交えて簡単にわかりやすく解説していきます。

Step1. 面白いほどわかりやすい分詞構文の構造を例文を使って解説

分詞構文とは?

分詞構文を端的に言うと、接続詞を省いて文と文を繋いでいる文章のことです。
「主節が~」「副詞句が~」などの難しい理解は、まずは置いておいて、ニュアンスの理解から始めましょう。

分詞構文の文法構造

まずは、分詞構文の例文を紹介していきましょう。

①例文:Being sick, I was absent from high school.
訳 :私は病気だったので、高校を欠席しました。

前半のBeing sick, の部分では主語がなくて~ing系から始まっていますよね!
分詞構文の構造を考えたときに、接続詞と主語が省略されていて、動詞に~ingまたは過去分詞からスタートしているものだと考えましょう。

分詞構文を使わずに、接続詞を使った文章だとこのような形になります。

②接続詞を使った例文:As I was sick, I was absent from  high school.

Asという単語、「~なので」という意味の接続詞を使って2つの文が繋げられて文章が構成されています。
分詞構文では、接続詞と主語を消してbe動詞のisをBeingをという~ing形に変形して先頭にもってきています。

As I was sick,  I was absent from high school.
⇒Being sick, I was absent from high school.

 

I was sickの「I」の部分は、後ろにもI was……と続くので同じものを繰り返す必要がないため消します。
(厳密には少し違いますが)動詞は前後で単語が違う場合がほとんどなので、残しておく必要があるという認識でOKです。
過去分詞の場合は、過去分詞がいきなり先頭に来るというような認識でOKです。

 

分詞構文の文構造のまとめ

  1. 接続詞でつながれている文章で、訳は変わらない。
  2.  前後の文の主語の単語が2回被るので、分詞構文では主語を消去している。
  3.  動詞は文章によって違う場合があるので残しておき、~ing形、過去分詞に変形して先頭にもってくる。
  4.  片方の文は原則として変わらない。

 

Step2. 面白いほどわかりやすい分詞構文の訳し方を例文を使って解説

分詞構文の訳し方

次に、分詞構文の訳し方を解説していきましょう。

まずは、~ing形と過去分詞のときの違いについてです。
基本的にここでの違いは、動作の最中か受動的であるかの違いです。
今まで習ってきた英語の知識があれば、なんとなくわかりますよね。

・~ing形 :~している最中
・過去分詞:~された

分詞構文では、主に「時」「理由」「結果」の意味を表している場合が多いです。
基本的にはこの3つに適した訳し方を軸に英文を読んでいきます。

訳し方をたしかめていく方法としては、接続詞を当てはめていくことです。
この3つを表すものとして代表的な接続詞が以下の通りです。

①時 ②理由 ③結果
接続詞 as, when as, since, because and
訳し方 ~して ~なので ~した結果

分詞構文では、これらの意味や接続詞を補うことにより、その文脈の中で最適な訳し方を見つけていきます。

①「時」を表す訳し方の場合

~~して、〇〇する。

例文:Seeing him, the cat ran away.
訳:彼を見て、その猫は逃げた。

試しにこの例文に「when」の接続詞を補ってみると、以下の通りになります。

例文:When the cat see him, the cat run away.

この「When」を補った例文と分詞構文の例文、訳は全く一緒になります。
「when」は~するときという風にも訳しますので、当然時を表す訳になりますよね。
分詞構文の例文は、接続詞「When」と主語「the cat」が省略されて、動詞に~ingをつけた典型的な分詞構文になっています。
基礎的な分詞構文の問題から解いていき、分詞構文を見ただけで訳を出せるようにしていきましょう!

②「理由」を表す訳し方の場合

~~なので、〇〇する。

例文:Written in easy French, the text book is easy to understand.
訳:簡単なフランス語で書かれているので、この教科書は理解しやすい。

試しにこの例文に「Since」の接続詞を補ってみると、以下の通りになります。

例文:Since the text book is written in easy French, it is easy to understand.

この「Since」を補った例文と分詞構文の例文、訳は全く一緒になります。
この文章も接続詞「Since」と主語が省略され、過去分詞を先頭にもってきた形になっていると考えると、分詞構文の構造と共に訳し方もわかりやすいでしょう。
「理由」を表す訳し方にわかりやすく置き換えるならば、「Because」を補う方がわかりやすいかもしれませんね!

③「結果」を表す訳し方の場合

~~し(た結果)、〇〇になった。

例文:Tsunami hit the country, causing big economic damage.
訳:津波がその国を直撃し、大きな経済的ダメージをもたらした。

試しにこの例文に「and」の接続詞を補ってみると、以下の通りになります。

例文:Tsunami hit the country, and caused big economic damage.

この「and」を補った例文と分詞構文の例文、訳は全く一緒になります。
結果を表す分詞構文の特徴として、分詞構文が文の後半に挿入されている場合と「cause」の動詞がよく使われていることがあります。
ここで挙げた例文は、結果を表す分詞構文の典型例文と言っていいでしょう。

さて、①~③の用法は分詞構文においてはとてもオーソドックスなので覚えましょう。
訳し方と文の構造を絡めて覚えることをおすすめします。
他にも「譲歩」「条件」を表す用法がありますが、本稿では紹介しません。

 

分詞構文の訳し方のまとめ

  1. 分詞構文の訳がパッと浮かんでこない場合、接続詞を補って読んでみる。
  2. 「時」を表す分詞構文の場合、~~して、〇〇する。
  3. 「理由」を表す分詞構文の場合、~~なので、〇〇する。
  4. 「結果」を表す分詞構文の場合、~~し(た結果)、〇〇になった。

 

Step3. 分詞構文を完璧に理解するには?

 

分詞構文はもっと奥が深い

この記事での分詞構文の解説は、基本的なことをコンパクトにしか解説していません。
分詞構文の「譲歩」や「条件」の用法は、この記事では省略したり、独立分詞構文を解説していなかったりしています。
この記事だけを読んだうえで、参考書や問題集などでより詳しく勉強をしていってほしいと思います。

どうやって勉強していけばいい?

 

分詞構文の分詞構文、訳し方を理解しよう!

分詞構文の強調表現を理解しよう!

分詞構文の慣用表現を覚えよう!

独立分詞構文を理解しよう!

問題演習に取り組もう!

 

1はこの記事でもある程度理解できると思います。
分詞構文を深く理解するために、2~5まで参考書と問題集で取り組んでほしいと思います。『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』といった講義系の参考書と『Vintage』『Next Stage』といった文法書で、まずは理解を深めていきましょう。
インプットが終わったら、文法問題集や長文問題などで演習に取り組み、アウトプットをしていってほしいと思います。アウトプットを通して、自分の苦手な部分や理解できていない部分を洗い出していきます。
その部分を復習して、完成度を高めていきましょう。

 

理解のポイントは、問題の解答を人に理解させれるほどに自分で説明できるようになることです。復習の際、解説を読んで理解したつもりになったのではダメです。
何も見ずに、人に解説通り説明できるようになりましょう。

理解しきれない場合は、再び『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』『Vintage』『Next Stage』といったインプット系の参考書に戻って何度も何度も復習しましょう。

 

        

 

分詞構文の完璧な理解の仕方

  1. 分詞構文の基礎知識のインプット
  2. 演習を通してどこがわからないかを試す
  3. 自分のできていない部分を、人に何も見ずに解説通り説明できるまで復習
  4. それでもできない場合は、インプットのし直し
  5. 1~4の繰り返し

 

Step4. まとめ

この記事では、分詞構文の解説・勉強法について書いてきました。

接続詞を補った英文に置き換えることができれば、そこまで難しいものではありません。

この記事ではほんの一部しか取り扱っていないので、参考書の解説をより詳しく勉強していきましょう。

 

要点

  • 分詞構文は、接続詞を用いずに文と文を繋ぐ構文である。
  • 分詞構文の訳がわからない場合、接続詞を補って読む。
  • 「時」「理由」「結果」が主な用法。
  • 「譲歩」「条件」の用法、分詞構文の強調表現、独立分詞構文といった特殊な分詞構文が他にもある。
  • インプットとアウトプットを繰り返し、自分で何も見ずに説明できるまで何度も復習する。

 

分詞構文が理解できない、勉強方法に迷ったとき、受験相談に来てくれればその悩みを解決するお手伝いができると思います。

是非、最寄りの武田塾にお越し下さい。

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