関係代名詞…基本もわからないし、関係副詞との違いは…?(後編)

中学「これは主格の関係代名詞ですね!こっちは目的格!」
高校「制限用法!非制限用法!What!前置詞+関係代名詞!関係副詞と間違えないで!」
ぼく「うわああああああああああ」

皆さんは、こんな経験ありませんか?中学から習い、高校になるとさらに複雑になる関係代名詞…難しいですよね。今回は、前編後編に分けてそんな関係代名詞を解説していきます。

後編のこの記事では、大学受験レベルの関係代名詞を解説していきたいと思います!主に制限用法・非制限用法の違い、関係副詞、「what」の関係代名詞の見分け方などです!

この記事では、関係代名詞の基礎的な内容は理解してる前提で解説を進めていきますので、「基礎が心配…」という方は⇒前編からご覧いただけるといいかと思います。

目次

曲者!前置詞+関係代名詞って?

いよいよ大学受験レベルの関係代名詞です。

最初に、「前置詞+関係代名詞」の形で先行詞にくっつくタイプの文構造を解説していきます!

前置詞+関係代名詞の形は、関係代名詞の目的格である場合が多い!

関係代名詞では、前置詞の後ろに関係代名詞がくっつくタイプのものがあります。前置詞は名詞の前に来るので、その名詞が関係代名詞にあたると思えば、なんとなく理解できると思います。それでは、例文を使って解説していきます。

 

例文:This is the high school. I went to the  high school.

訳:これは高校です。私はその高校に通いました。

それでは、まずはこの文章の先行詞を見つけていきましょう。

この例文での先行詞は、1つ目の文の「the  high school」ですよね。

2つ目の文の「the high school」を関係代名詞に置き換えていきます。

 

例文:This is the high school. I went to the  high school(whichに置き換える).

 

この文章は目的格の関係代名詞なので、置き換えた「which」を2つ目の文章先頭の「I went」の前に持っていきます。ここでポイントなのが、前置詞が関係代名詞の前にある場合、前置詞もセットで文の先頭に持っていくことです。このような場合に、前置詞+関係代名詞になります。
なので、この例文では「to which」をセットにして「I went.」の文の先頭にくっつけます。

今の説明を例文にしてみると…

 

例文:This is the high school.  to which I went.

 

さて、ここまで来たら後は簡単です。
この2つ目の文章「to which I went.」の文章を先行詞「the high school」の後にくっつけるだけです。

 

例文:This is the high school to which I went.
訳:これは、私が通った高校です。

 

注意!!

前置詞+関係代名詞では、「that」を使うことはできません!!

また、普通の目的格のように関係代名詞を省略することもできません!!

 

ご注意下さい!!

さらに、前置詞+関係代名詞は関係副詞とイコール関係で結ぶことができます。

なので、ここでやったことを理解できていれば、関係副詞も比較的理解しやすいと思います。

 

前置詞+関係代名詞の文構造まとめ

  1. 先行詞が何かを把握し、何が関係代名詞に置き換えられているかを見つける。
  2. 関係代名詞は先行詞の後ろにくっついている。
  3. 前置詞が関係代名詞の前にある場合、そのままセットで繋げたい文章の先頭にくっつける。
  4. 先頭にくっつけた文章をそのまま先行詞の後ろにくっつける。
  5. 「that」を使って前置詞+関係代名詞は作れない。
  6. 前置詞+関係代名詞は、関係副詞で置き換えることができる。

【急募】関係代名詞と関係副詞の違い

関係代名詞と関係副詞の違いって何…?なんで、前置詞+関係代名詞と関係副詞がイコール関係なの?きっと多くの受験生がこう思ってますよね。ここでは、関係副詞について関係代名詞と関連させつつ解説していきます。

関係副詞ってそもそも何なの…?

関係副詞とは、前置詞+目的格の関係代名詞を一語で表せるものです。

関係副詞は副詞(句)を置き換えているものです。

それに対して関係代名詞は名詞を置き換えているものです。

この違いについては、後ほど詳しく解説します。まずは、関係副詞の文構造について理解してもらいたいので、その解説からしていきます。

基本的には、先行詞が「場所」「時」「理由」「方法」の場合には関係副詞になりますが、必ず前置詞+目的格の関係代名詞で表せることを確認しましょう。

 

関係副詞の種類と先行詞

関係副詞 先行詞
where 場所(place)
when 時(time)
why 理由(reason)
how 方法(way)

 

それぞれの関係副詞の例文を紹介

先行詞が「場所」で、関係副詞「where」の場合 

 

例文:This is the high school. I went to the  high school.

訳:これは高校です。私はその高校に通いました。

 

先行詞が何かを考える!この例文の場合、「場所」を表す先行詞

この文の先行詞は、「the high school」です。

高校という「場所」を表しているので、関係副詞は「where」を使います。

「the high school」だけを「where」に置き換えて「where I went to.」とすると、「the high school」という名詞のみを関係副詞で置き換えていることになります。関係副詞は、「副詞(句)」を置き換える役割があるので、「to」を入れた「to the high school」で副詞句を置き換える必要があります。

関係副詞では、この前置詞も含めて置き換えましょう。

「where」に置き換えた「to the high school」が何に修飾するかを考えて下さい。「高校に行く」という「行く」という動詞を修飾しているために、この「to the high school」は副詞の役割を持った「副詞句」であるといえるのです。よって、副詞句が置き換えられているので、この文章は関係副詞だと言うことができます。

 

This is the high school. I went to the  high school(whereに置き換えて、I wentの先頭に持っていく。).

 

⇒ This is the high school. where I went. 

 

前置詞も含めて関係副詞に置き換える!

最後に先行詞「the high school」の後ろに「where I went.」を入れて文章を完成させます。

 

例文:This is the high school where I went.

訳:これは私が通った学校です。

 

先行詞が「時」で、関係副詞「when」の場合

 

例文:Summer is the season. Everyone goes to the sea in the season.

訳:夏は季節です。みんなその季節に海に行きます。

 

先行詞が何かを考える!この例文の場合、「時」を表す先行詞

今度は「時」を表す関係副詞ですが、やることは「場所」のときと変わりません。先行詞が何かを考えてみましょう。

例文の2っを比べてみると、「the season」が同じ意味を持っているので、一文目の「the season」が先行詞となります。

「the season」は「時」を表す単語なので、関係副詞は「when」を使っていきます。

 

例文:Summer is the season.  Everyone goes to the sea in the season(whenに置き換え).

 

前置詞も含めて関係副詞に置き換える!

「in the season」が何に修飾しているかを考えてみましょう。

例文の訳では、「みんなその季節に行きます。」とありますが、「in the season」にあたる「その季節に」という部分は、「行きます」という動詞に修飾しているので、副詞句であるといえます。

よって関係副詞は前についている前置詞も含めて関係副詞に置き換え「in the season」を「when」に置き換えます。

故に「in」も関係副詞に置き換え、2つ目の文の先頭にくっつけ、さらにくっつけた文を先行詞に繋げて文を完成させます。

 

例文:Summer is the season when  everyone goes to the sea.

訳:夏はみんなが海に行く季節です。

 

ちなみに…「関係副詞」は「前置詞 +関係代名詞」とイコール関係です!

例文

Summer is the season.

Everyone goes to the sea in the season(whichに置き換えて、前置詞とセットで2文目の先頭へ).

 

先行詞「the season」と対応する2文目の「the season」を「which」に置き換えます。

関係代名詞と前置詞はセットで2文目の先頭にくっつけるので、「in which everyone goes to the sea.」となります。

最後にこの文を先行詞「the season」に繋げて完成です。

 

前置詞+関係代名詞

Summer is the season in which everyone goes to the sea.

 

関係副詞

Summer is the season when  everyone goes to the sea.

 

 

先行詞が「理由」で、関係副詞「why」の場合     

 

例文:This is the reason. He is sad for the reason.

訳:これは理由です。彼はその理由で悲しい気持ちです。

 

先行詞が何かを考える!この例文の場合、「理由」を表す先行詞

次に「理由」を表す関係副詞ですが、文の構造としては例によって同じです。最初に先行詞と関係副詞に置き換える単語を見つけていきますが、2つの文で同じものを指すものをそれぞれ見つけて、先に出てくる1文目の「the reason」が先行詞となります。

先行詞は「the reason」という理由を表す単語なので、2文目の「the reason」を関係副詞「why」に置き換えます。

 

例文:This is the reason. He is sad for the reason(whyに置き換える).

 

前置詞も含めて関係副詞に置き換える!

関係副詞は前についている前置詞も含めて関係副詞に置き換えるので、「the reason」についている「for」もセットで「why」に置き換えます。

よって「for」も関係副詞に置き換え、2つ目の文の先頭にくっつけ、さらにくっつけた文を先行詞に繋げて文を完成させます。

 

例文:This is the reason why he is sad.

訳:これは彼が悲しい気持ちの理由です。

 

 

ちなみに…「関係副詞」は「前置詞 +関係代名詞」とイコール関係です!

例文

This is the reason. He is sad for the reason(whichに置き換えて、前置詞とセットで2文目の先頭へ).

 

先行詞「the reason」と対応する2文目の「the reason」を「which」に置き換えます。

関係代名詞と前置詞はセットで2文目の先頭にくっつけるので、「for which he is sad.」となります。

最後にこの文を1文目の先行詞「the reason」に繋げて完成です。

 

前置詞+関係代名詞

This is the reason for which he is sad.

 

関係副詞

This is the reason why he is sad.

 

先行詞が「方法」で、関係副詞「how」の場合     

 

例文:This is the way. I succeeded the project in the way.

訳:これは方法です。私はその方法でそのプロジェクトを成功させました。

 

先行詞が何かを考える!この例文の場合、「方法」を表す先行詞

最後に「方法」を表す関係副詞ですが、こちらも文構造は同じです。

最初に先行詞と関係副詞に置き換える単語を見つけていきます。

2つの文で同じものを指すものをそれぞれ見つけます。この例文では、「the way」という2つの文にそれぞれ出てくる単語です。そして先に出てくる1文目の「the way」が先行詞となります。

先行詞は「the way」という「方法」を表す単語なので、2文目の「the way」を関係副詞「how」に置き換えます。

 

例文:This is the way. I succeeded the project in the way(wayに置き換える).

 

前置詞も含めて関係副詞に置き換える!

「in the way」⇒「~その方法によって」プロジェクトを「成功させた」ので、「scceeded」という動詞を修飾しており、「in the way」は副詞句です。そして、この副詞句を置き換えているので、前置詞「in」も含めて関係副詞に置き換えます。

よって「in」も関係副詞に置き換え、2つ目の文の先頭にくっつけ、さらにくっつけた文を先行詞に繋げて文を完成させます。

 

例文:This is the way how I succeeded the project.

訳:これは私がそのプロジェクトを成功させた方法です。

 

関係代名詞と関係副詞違いと見分け方

文法問題でもよく引っ掛けとして出題される関係代名詞と関係副詞の問題…関係副詞がどういうものか理解したところで、その違いと見分け方を解説していきます!

 

関係代名詞は、「名詞」を置き換えて関係副詞は「副詞(句)」を置き換えている。

 

例文(関係代名詞)

This is a CD which I listened to yesterday.

 

例文(関係副詞)

This is the reason why he is sad.

 

関係代名詞

それぞれの文を比較しましょう。まずは、関係代名詞に注目して下さい。この文章は「a CD」という名詞を関係代名詞に置き換えて詳しく説明している文です。元の文は、「This is a CD. I listened to it yesterday.」の「it」を「which」に置き換えており、「名詞」が関係代名詞になっていることがわかると思います。

 

関係副詞

次に、関係副詞です。関係代名詞と関係副詞の違いがわからない人は、「先行詞 the reason も名詞だから関係代名詞と同じじゃないの…?」と疑問に思っている人が多いのではないでしょうか?

関係副詞では、先行詞ではなく置き換えられているものが何かを考えてみることが大事です。

元の文は「This is the reason. He is sad for the reason.」で、関係副詞として置き換えられている部分は「for the reason」です。

これが、「the reason」単体ならば「名詞」が置き換えられているといえますが、この文は「for the reason」が置き換えられています。そして、「for the reason」が何に修飾しているかを考えるのが重要です。

 

例文:例文:This is the reason. He is sad for the reason.

訳:これはその理由です。彼はその理由のために悲しいです。

 

訳では「その理由のために悲しいです。」というように、「悲しい」という単語に修飾していますね。英語でいうと「悲しい」は「sad」、つまり形容詞に修飾しています。「for the reason」は形容詞に修飾する副詞としての役割を持っているため、ここでは関係副詞となるのです。

 

 

関係副詞のまとめ

  1. 関係代名詞と関係副詞の違いは、何が何に置き換えられているか。
  2. 関係代名詞は、名詞が関係代名詞に置き換えられている。
  3. 関係副詞は、副詞(句)が関係副詞に置き換えられている。
  4. 関係副詞は「前置詞+関係代名詞」とイコール関係、書き換え問題で出題される。
  5. 必ず「前置詞+関係代名詞」で書き換えられるか確認する。
  6. 関係副詞より後ろの文は、完成された文になる。
  7. 関係副詞では、関係代名詞のように欠けた文がない。
  8. 関係副詞の先行詞は「場所」「時」「理由」「方法」
  9. 関係副詞では、前置詞も関係副詞に置き換えられている。

 

関係代名詞の制限用法と非制限用法

関係代名詞は基本的に、「,」を使わずに関係代名詞や関係副詞に何かを置き換えて文の説明を1文で済ましますが、関係代名詞の中に「,」が入ることで用法が変わるものがあります。それが、「非制限用法」と呼ばれるものです。さて、続いてはそんな制限用法と非制限用法についての解説です。

制限用法とは…?

制限用法は一般的な関係代名詞のことで、先行詞を「制限する」用法

まずは制限用法です。制限用法は一般的な関係代名詞のことで、先行詞を「制限する」用法です。「制限」と表現するとわかりにくいので、関係代名詞がどんなものかを思い出してみましょう。

関係代名詞は、モノや人を詳しく説明するときに使う文法でしたね。

詳しい説明をするということは、モノや人に情報が加わっていくことになります。それは情報が多すぎて、そのモノや人を表す際に「制限される」とも言えます。

例文を使って、限定用法の特徴を説明していきましょう。

 

例文:I have two sons who are high school students.

訳:私には高校生の息子が2人います。(しかし、他にも子どもがいるかもしれない。)

 

この制限用法の文章から言えることは、「私」には高校生の息子が2人いるが、それ以外に中学生の息子が2人いるかもしれないということです。

4人の息子のうち高校生の2人の息子を限定する、特定するために制限用法の関係代名詞が用いられているのです。

 

非制限用法とは…?

非制限用法は「,」が使われて、説明の度合いが補足程度な用法

次に非制限用法です。非制限用法の特徴は、関係代名詞の中で「,」が用いられていることです。

また、非制限用法は先行詞の説明度合いでは補足程度の説明なので、先行詞を限定する、特定するまでの制限はありません。

文ではわかりにくいので、例文を交えて解説していきます。

 

例文:I have two sons, who are high school students.

訳:私には2人の息子がいて、(2人とも)高校生です。

 

 

この非制限用法の文章から言えることは、「私」には息子が2人しかおらず、2人とも高校生であるということです。つまり、「私」の息子は全員高校生ということです。

制限用法では、先行詞の息子以外にも他の子どもがいる可能性を持っていますが、非制限用法では息子2人しかいないことが明らかになります。

故に、先行詞を深く説明して限定・特定する必要がないのです。

単純な情報の補足だけでいいのです。

 

それでは、もう一度別のパターンの例文を交えておさらいをしたいと思います。

 

制限用法

例文:She lent me the book which I found interesting.

訳:彼女は私が面白いと思った本を貸してくれました。

 

非制限用法

例文:She lent me the book, which I found interesting.

訳:彼女は私にその本を貸してくれたが、私はそれが面白いと思いました。

 

文によっては露骨に訳が変わる制限用法と非制限用法

 

制限用法では、「私が面白いと思った本」というように「本」という先行詞を強く制限しています。

非制限用法ではどうでしょう?

「本」を貸してもらって「面白いと思った」程度で、先行詞の「本」自体には詳しい情報を加えた制限をかけていません。

 

また「,」がついた非制限用法の文では、「,」が入る場所で「~~だが」「~~で」という風に訳してみましょう。

文章によって制限用法と非制限用法で露骨に訳が変わるので、訳し方の練習もしっかりしておきましょう。

 

関係代名詞 whatの用法

「what」には様々な使い方があり、それらを必ず覚えなければなりません。初めに「what」の構造を説明し、様々な使い方を解説していきたいと思います。

「what」はthe thing(s) whichと同じ!

関係代名詞「what」は the thing(s) whichに相当します。

また、先行詞はなく、「~~すること」「~~するもの」という風に訳しましょう。

 

例文:What he said to me made me happy.

訳:彼が私に言ったことは私を幸せにしました。

 

「what」の部分を「The thing which he said to me」と置き換えると、「彼が私に言ったことは~」と訳すことができると思います。

「The thing which」=「what」なので、先行詞がなくても「~~なこと」「~~なもの」と訳すことができます。

 

「what」の後は不完全な文がくっつく

 

例文:What he said to me made me happy.

訳:彼が私に言ったことは私を幸せにしました。

 

上の例文では、「he said to me」の部分のsaidとtoの間に目的語がなく、文型として不完全な文章になっています。これも、「The thing which」に置き換えるとわかりやすいと思います。

 

例文:The thing made me happy. He said it which to me.

 

⇒ The thing which he said to me made me happy.

 

「He said it to me.」の「it」が「which」に置き換えられ、先行詞「The thing」にくっついたため、関係代名詞目的格の省略が発生しているのです。

よって、「The thing which」に相当する「what」の後ろは不完全な文が来ることになっています。

関係代名詞「what」は、このように後ろに不完全な文が来ることが多いのが特徴です。

 

whatの使い方

①主語(S)になる場合

whatは主語、文型でいうと「S」の役割を果たす「節」になります。

 

例文:What he said to me made me happy.

訳:彼が私に言ったことは私を幸せにしました。

 

※「節」…2語以上のまとまりで、その中に「S+V」などの文型を持つかたまりのこと

 

「what he said to me」の部分は、

「彼が私に言ったことは」という訳で主語になっていますね。

 

②補語(C)になる場合

whatは補語、文型でいうと「C」の役割を果たす「節」になります。

 

例文:This is what my father bought me.

訳:これは父が私に買ってくれたものです。

 

この文の文型はS=Cの関係になっているので、SVCの第2文型です。

「what my father bought me」の部分の訳が「父が私に買ってくれたもの」というように、名詞を表す名詞節になっています。

主語である「This」が「what my father bought me」の名詞節とイコール関係になっているので、この節は補語(C)の役割を果たしています。

 

③目的語(O)になる場合

whatは目的語、文型でいうと「O」の役割を果たす「節」になります。

 

例文:I can’t believe what she said.

訳:私は彼女が言ったことが信じられません。

「what she said」の部分が、「彼女が言ったこと」というように、名詞を表す名詞句になっています

 

そして、その「彼女が言ったこと」という訳の部分が、「can’t believe」という動詞の動作の対象になっているので、この部分は目的語(O)の役割を果たしています。

 

文型がわからない人必見!この記事を読めば、英文解釈や文法問題に強くなれます!

 

⇒文型、恐れるに足らず!文型の種類の簡単な見分け方!

 

関係代名詞「what」と接続詞「that」の違い

文法問題では、関係代名詞の問題でも選択肢に接続詞の「that」を入れていたり他の文法のものが混ざっていたりします。

「what」も「that」も、同じく「~~こと」と訳しますからね!

それらを正確に見分けるために、特に間違いやすい関係代名詞「what」と接続詞「that」の違いを解説していきたいと思います。

 

whatとthatの違い

関係代名詞「what」 接続詞「that」
物事・事柄を表す 動作自体を表す
後ろの文が不完全な文 後ろの文が完全な文

 

whatとthatの見分け方

さて、上の表でwhatとthatの違いを表しましたが、文では何が違うのかよくわからないですよね。

次に、見分け方を解説しちゃいます!

 

答えはズバリ、後ろの文が完成されてるか不完全かで判断します。

 

関係代名詞「what」

例文:I can’t believe what she said.

訳:私は彼女が言ったことが信じられません。

 

接続詞「that」

例文:I can’t believe that she said it.

訳:私は彼女がそれを言ったということが信じられません。

 

whatの例文を見ると、「what she said.」となっており、「said」の後には「~~を言う」という「~~」の部分を入れなければなりません。

この「~~」の部分に入るのが目的語(O)ですが、この例文では目的語が入っていません。「what」の後ろの文が不完全な文になっていることがわかると思います。

そして、関係代名詞なので「what」の後ろは不完全な文になります。

 

 

反対にthatの例文を見ましょう。

「that she said it.」「said」の後ろには「it」が入っています。「~~を言ったということ」の「~~」の部分が入っていますね。

主語(S)+動詞(V)に加えて目的語(O)も入っており、この文はSVOの第3文型
をとっています。

接続詞の「that」は、目的語を関係代名詞に置き換えること(whatやwhichなどに変えること)はしていないので、後ろの目的語が省略されるということがありません。

つまり、接続詞「that」の後ろは完成された文になります。

 

後ろの文が完成してるかしてないか…ここをポイントに見分けられるようにしましょう。

 

まとめ

さて、ここまで大学受験レベルの関係代名詞の基本的なことを解説してきました。

他にも連鎖関係代名詞やwhatの慣用表現などもありますが、受験英語では、まずこの記事で解説した内容をおさえてほしいと思います。

 

大学受験レベルの関係代名詞

  • 前置詞+関係代名詞
  • 関係副詞
  • 制限用法と非制限用法
  • 関係代名詞「what」の用法

 

自学自習では「Next Stage」「Vintage」などの文法書でしっかり基礎をおさえてほしいと思います。

 

 

基礎のインプットが終わったら問題演習を通してアウトプットをして、

自分の理解できていない部分を復習しましょう。

 

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