【英語】五感で感じろ!知覚動詞!~ing?受け身?違いは何?

大学受験の英語の文法問題で出題される知覚動詞!原形不定詞とか、~ingや受け身の形をとったりややこしいですよね!今回はそんな知覚動詞の解説をしていきます。

 

知覚動詞ってなんですか?

知覚動詞とは、「see」「hear」「feel」「smell」などの知覚や感覚を表す動詞であり、五感を使う動詞に多いです。知覚動詞を使うと…

 

  1. 「〇〇が~するのを」
  2. 「〇〇が~しているのを」
  3. 「〇〇が~されるのを」

 

という3つの意味にできます。

その際に、知覚動詞の後に出てくる動詞を「現在形」「~ing」「受け身(過去分詞)」に変える必要があります。

それでは、知覚動詞を使った構文を解説していきます。

 

 

①「〇〇が~するのを」という意味にする場合

主語+知覚動詞+目的語+動詞の原形(原形不定詞)

 

例文:I saw that girl walk over there.

訳:私はあの少女が向こうで歩くのを見ました。

 

主語=I

知覚動詞=saw

目的語=that girl

動詞の原形=walk

 

知覚動詞の後に目的語(人やモノがくる場合がほとんどです。)を続け、その後に動詞の原形を続けることで、「〇〇が~するのを」という意味になります。

「〇〇が~する」という現在形の場合、目的語の後にくる動詞は原形となります。

これを、原形不定詞といいます。

不定詞といえば普通、「to + 動詞の原形」となりますよね。

しかし、原形不定詞では「to」が挿入されずに動詞の原形が使われます。

「〇〇が~しているのを」「〇〇が~されるのを」という意味の場合、動詞の原形が「~ing」「過去分詞」に変化したりします。

 

②「〇〇が~しているのを」という意味にする場合

主語+知覚動詞+目的語+~ing

 

例文:I saw that girl walking over there.

訳:私はあの少女が向こうで歩いているのを見ました。

 

 

 

 

主語=I

知覚動詞=saw

目的語=that girl

~ing=walking

 

 

 

 

知覚動詞の後に目的語(人やモノがくる場合がほとんどです。)を続け、その後に~ing形を続けることで、「〇〇が~しているのを」という意味になります。

「~しているのを」という訳になるので、~ing形の現在分詞が使われています。

さてここで疑問に思えるのが、知覚動詞に付随する「原形不定詞」と「~ing形」は何が違うのかということです。

 

~ing形の場合、その動作のまさに一瞬を~することになります。

先ほどの例文を使って解説すると

 

例文:I saw that girl walking over there.

 

少女が歩いている瞬間を見ただけということになります。

一方で、原形不定詞の例文では

 

例文:I saw that girl walk over there.

 

少女が歩くのを一定時間見たことになり、一部始終を見たというニュアンスになります。

 

★原形不定詞の場合➜動作の一定時間(一部始終)を~する。

★~ing形の場合➜動作の瞬間を~する。

 

③「〇〇が~されるのを」という意味にする場合

主語+知覚動詞+目的語+受け身(過去分詞)

 

例文:I heard the song sung by someone.

訳:私はその歌が誰かに歌われているのを聴きました。

 

 

主語=I、知覚動詞=heard、目的語=the song、受け身(過去分詞)=sung

 

知覚動詞の後に目的語(人やモノがくる場合がほとんどです。)を続け、その後に過去分詞を続けることで、「〇〇が~されるのを」という意味になります。

受け身の意味になるので、目的語の後には「過去分詞」が使われています。

 

④【発展】知覚動詞と分詞の違い

ここまで知覚動詞の作り方と訳し方について解説していきました。

「to」を使わない原形不定詞を使うことや、その動作の一瞬であることを伝える「~ing」の形にしたり、目的語に受け身の意味をつけるために、過去分詞を使う場合などを紹介してきました。

ここからは知っておくと英語の理解がさらに深まる発展的な内容を解説します!

 

分詞と知覚動詞の~ing形、過去分詞形は似ている!

英語を勉強してきた人ならわかると思いますが、分詞と知覚動詞の構造ってどことなく似ていますよね!

そんな分詞と知覚動詞の違いを解説していきます!

 

分詞

 

例文:I know the boy playing baseball in the park.

訳:私は公園で野球をしている少年を知っています。

 

分詞の特徴

分詞の特徴は、例文の緑の部分全てが目的語になることです。

また、「playing baseball」の部分が「the boy」に修飾しているので、形容詞の役割を果たしています。

文型で言うと、第3文型のSVOになっています。

 

知覚動詞

 

例文:I saw the boy playing baseball in the park.

訳:私は公園で少年が野球をしているのを見ました。

 

知覚動詞の特徴

知覚動詞の特徴は、「~ing」や「過去分詞」の部分が補語になることです。

SVOCの文型において、目的語=補語の形となります。

「少年」=「野球をしている」ので、目的語=補語となります。

 

よって、知覚動詞はSVOCの第5文型のものが多いのです!

 

文型がわからないという方はこちら!

文型、恐れるに足らず!文型の種類の簡単な見分け方!

 

まとめ

大学受験の英語で出てくるといっても、知覚動詞自体はそこまで難しくはありません。

様々なパターンの知覚動詞の例文を読んで、マスターしていきましょう。

それでは、知覚動詞のまとめです。

 

知覚動詞の要点

①知覚動詞は五感を使う系の動詞が多い!

②主語+知覚動詞+目的語+原形不定詞➜「〇〇が~~するのを」

③主語+知覚動詞+目的語+~ing➜「〇〇が~~しているのを」

④主語+知覚動詞+目的語+過去分詞➜「〇〇が~~されるのを」

⑤~ingを使う場合のニュアンスは、その一瞬の動作を表している!

⑥分詞はSVOの第3文型、知覚動詞はSVOCの第5文型の違いがある!

 

いかがでしたか?この記事が少しでも役に立てたら幸いです。

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