品詞がわからないと、英語ができない…品詞の一覧と見分け方!

名詞!形容詞!動詞!副詞!いろいろな品詞がありますよね。

英語では、品詞を使って文法の解説などをしていきます。

品詞の名前と役割が一致していないと、解説で何を言っているかがわからなくなります。

そこで、今回は品詞の一覧と見分け方を解説します。

 

 

英語の品詞一覧

まずは、英語にはどのような品詞と簡単な役割があるかを確認しましょう。

下の品詞一覧をご覧ください。

英語の品詞一覧
品詞 役割
名詞 人・モノ・事象の名称を表す
動詞 動作や状態を表す
形容詞 名詞に説明を付け加える(修飾する)
副詞 名詞以外の言葉に説明を付け加える(修飾する)
前置詞 名詞の前にくっつき、英文に「時間」「場所」「位置」「方法」などの意味を付け加える
代名詞 名詞の代わりになり、日本語だと「これ」「あれ」「それ」などの「こそあど言葉」にあたる
接続詞 語句と語句、文と文とをつなげる
間投詞 「Oh!」「Year!」などというように感情を表す

 

英語では「名詞」「動詞」「形容詞」「副詞」の基本4品詞があります。

8個の品詞を紹介しましたが、まずは基本4品詞の名前と役割を一致させ、品詞の見分け方を理解してほしいと思います。

それでは、次に品詞の具体的な特徴と見分け方を解説したいと思います。

 

品詞の見分け方

まずは、基本4品詞の見分け方からしっかり理解をしていきましょう。

①名詞の見分け方

名詞はモノや人を表し、文章の中で最も出てくる品詞です。

 

そんな名詞の見分け方ですが、ズバリ…主語になれるかどうかです!

 

例文:That boy runs over there.

訳:あの少年は向こうで走ります。

 

 

この英文の主語を考えてみましょう。

「That boy」ですよね。「That」は「あの」と訳すので、代名詞(後で説明します)で、「boy」は自立した主語となっており、人を表す単語ですよね。

英文の中で主語となることができ、人を表す単語なので、「boy」は名詞となります。

 

それでは、次のパターンを考えてみましょう。

 

例文:Playing the guitar is very fun.

訳:ギターを弾くことはとても楽しいです。

 

この英文の主語は「Playing the guitar」ですね。

一番最初に動詞の「play」が使われてるから、ダメなんじゃない?と思う人がいるかもしれません。

 

しかし、「~ing」を後ろにつけることによって、「~すること」という意味の名詞に直すことができます。(動名詞)

よって、「Playing the guitar」を「ギターを弾くことは」という意味の名詞にすることができるんですね。

 

名詞の接尾辞

 

初めて見る単語で、意味や品詞がわからない場合、単語の後ろの方のつづり(接尾辞)を見ることで、

名詞と判断することができます。

以下の表で、名詞に多い接尾辞を一覧に表示します。

 

名詞の接尾辞
接尾辞
~ion,~sion information(情報)
~ness darkness(闇)
~ment treatment(処理)
~ance,~ence distance(距離)
~ship friendship(友情)
~ity capacity(容量)
~tude infinitude(無限)
~th growth(成長)
~ure departure(出発)
~logy biology(生物学)
~ism egoism(利己主義)
~ary anniversary(記念日)
er,ist employer(雇用者),scientist(科学者)
~ee employee(従業員)
~hood childhood(子ども時代)

 

②動詞の見分け方

続いて動詞の見分け方です。

動詞は文章の中の述語を表すものが多く、主語の動作や状態を説明する役割があります。

また、文型では「V」のアルファベットで表示され、主語の直後に使われることがほとんどです。

動詞は「be動詞」と「一般動詞」の2種類分けられ、一般動詞は「自動詞」と「他動詞」に分類されます。

 

 

be動詞の見分け方

be動詞の見分け方は、be動詞を覚えることです。

数種類しかないですし、中学校の英語で習うものがほとんどなので、説明する必要はないかもしれませんが、一応おさらいしましょう。

be動詞
原形 be
単数形 複数形
現在形 am,is are
過去形 was were
過去分詞 been

「be動詞」は表のものしかないので、これを覚えておけばすぐにわかります。

 

一般動詞の見分け方

一般動詞の見分け方には、これといったものはありません。

強いて言えば、冒頭で説明した主語の直後に置かれている単語が基本的には動詞になるので、

主語の直後にある単語が動詞だと思いましょう。しかし、「always」や「usually」などの副詞が主語の直後に入る場合があるので、注意が必要です。

主語の動作や状態を表す意味が動詞となるので、意味をしっかりとって見分けていきましょう。

 

①I have a pen. 「私はペンを持っています。」

②I usually go to school by bus. 「私はたいてい学校にバスで生行きます。」

 

例文のように、①の文では主語の直後に動詞が来ていますね。

②の文では「usually」という副詞が主語の直後に来ていますが、「go」という単語の意味を考えれば、こちらが主語の動作を表す単語なので、これが動詞ということになります。

 

単語の語尾から、動詞と推測する

「主語の直後にある単語が動詞」という見分け方以外に、単語の語尾が動詞の目印となるものもあります。

 

動詞に多い単語の語尾

  1. ~en:soften「~をやわらかくする」
  2. ~fy:beautify「~を美しくさせる」
  3. ~ize:industrialize「~を産業化する」

※語尾以外にも、単語の先頭に「en」がつくことで動詞となる場合もあります。

 

③形容詞の見分け方

次に形容詞の見分け方です。

形容詞は名詞に説明を付け加える役割があるため、名詞を修飾します。

そのため、形容詞は名詞とセットになることが多いです。

例…black bird(黒い鳥)、big camera(大きいカメラ)

 

 

また、形容詞は状態を説明する役割もあります。

これを、形容詞の叙述用法といいます。

状態を説明する場合、「be動詞」の直後に来る場合が多く、第2文型(SVC)をとる場合が多いです。

This book is interesting. 「この本は面白いです。」

It is fun to play baseball.「野球をすることは楽しいです。」

 

名詞とセットになっていたり、be動詞とセットで状態を表す意味がある単語の場合、形容詞である可能性が高いです。

また、日本語で訳してみて「~い」で終わる場合も形容詞となる可能性が高いです。

中学の国語で形容詞を習うとき、「~い」で終わる言葉は形容詞という風に教わりましたよね!

 

例…big(大きい)、red(赤い)、interesting(面白い)

 

④副詞の見分け方

副詞は名詞以外を修飾します。

しかし、その修飾の範囲はとても広いです。

動詞・形容詞・副詞・句*・節*・文を修飾するため、副詞の修飾対象は本当に多種多様です。

 

※句…2語以上のかたまりが1つの品詞の役割を持つ。内部にS+Vを持たない。

※節…2語以上のかたまりが1つの品詞の役割を持つ。内部にS+Vを持つ。

 

Ⅰ. 動詞を修飾する場合

例文:I can run fast .

訳:私は速く走れます

 

「run」という動詞に「fast」という副詞を付け加えることで、走りのスピードを詳しく説明しています。

よって、「fast」という単語は動詞を修飾しています。

 

Ⅱ. 形容詞を修飾する場合

例文:I was very glad.

訳:私はとても嬉しかったです。

 

「glad」という形容詞に「very」という副詞を付け加えることで、どれだけ嬉しかったかを詳しく説明しています。

よって、「very」という単語は形容詞を修飾しています。

 

Ⅲ. 副詞を修飾する場合

例文:I can run very fast.

訳:私はとても速く走れます。

 

 

「fast」という動詞(走る)のスピードの程度を説明する副詞を、さらに詳しく説明しているのが「very」という副詞です。

よって、「very」という単語は副詞を修飾しています。

 

Ⅳ. 句を修飾する場合

例文:This shop opens exactly at ten everyday.

訳:この店は毎日10時ぴったりに開店します。

 

「at ten」という2つの語からなる句に「exactly」という語を付け加えることで、「10時ぴったり」という正確さが伝わり、より詳しい説明がなされています。

よって、「exactly」という単語は句を修飾しています。

 

Ⅴ.節を修飾する場合

例文:The train left soon after I got on it.

訳:その電車は私が乗車した後すぐに出発しました。

 

「after I got on it.」という節に「soon」を付け加えることで、「電車に乗車した後すぐに」となり、より詳しく状況が説明されています。

よって、「soon」という単語は節を修飾しているのです。

 

Ⅵ. 文を修飾する場合

例文:Finally, we decided to go there.

訳:ついに、私たちはそこに行くことを決めました。

 

「we decided to go there.」という文章に「Finally」を付け加えることで、最終判断を下したことがわかります。詳しい情報が説明されていますね。

よって、「Finally」という単語は文全体を修飾しているのです。

 

副詞は様々なものを修飾するため、非常にやっかいな品詞です。

基本的には「~ly」が語尾に来るので、どれが副詞かはわかりますが、何を修飾しているかを見分けるのは、何度も練習しないとなかなか難しいです。

 

⑤代名詞の見分け方

5つ目は代名詞です。

英語では文章中で何度も同じ単語を繰り返し使うことを好まない習慣があります。

そのため、同じ意味を表すとしても「he」「she」「this」「that」という代名詞に置き換えたりします。

日本語でも何度も人やモノの名前を書かないで、「彼」「彼女」「これ」「あれ」などとすることがありますよね。

 

このように、名詞の代わりになる言葉のことを代名詞と言います。

代名詞は主語や目的語になることができる品詞で、名詞の種類の1つだと思ってもらえればいいかと思います。

 

では、代表的な代名詞を一覧で見ていきましょう。

 

  • I…「私は」
  • He…「彼は」
  • She…「彼女は」
  • You…「あなたは、あなたたちは」
  • They…「彼らは、彼女たちは、それらは」
  • We…「私たちは」
  • This…「これは」
  • That…「あれは」
  • It…「それは」

以上がよく出てくる代名詞です。

もちろん、他にも代名詞はたくさんありますが、主語としてよく使われる代名詞は上記のものなので、ピックアップしました。

 

⑥前置詞の見分け方

次に前置詞の見分け方についてです。

前置詞は形容詞、副詞と同じで詳しい情報を追加する役割があります。

前置詞は名詞と組み合わさることによって、新しい情報を意味する単語になります。

 

例文:I go to the school.

訳:私は学校行きます。

 

「to」は前置詞で、「school」という名詞についています。

「to」には「~へ」という意味がありますよね。

「to」単体の場合ではこの意味になることはできません。

名詞である「school」と組み合わさったことによって「学校へ」という意味になります。

 

前置詞は様々な種類と細かいニュアンスが表現されるため、理解が非常に難しいです。

いずれ別記事にて、前置詞を紹介したいと思います。

 

接続詞の見分け方

接続詞は基本的に文と文をつないだり、語句と語句をつなげたりする役割があります。

文字通り、英語同士を接続する役割があるので接続詞と呼ばれているんですね。

前置詞と混ざりがちですが、前置詞は「前置詞+名詞」なのに対して、接続詞は基本的に「接続詞+主語+動詞」となります。

接続詞は、ものを対等に結んだり対比させたり、逆接の意味を持っていたり様々な種類があります。

接続詞は別記事にて詳しくまとめてあるので、接続詞を理解したいという方はこちらをご参照下さい。

 

  • and…「~と、~もまた、そして」
  • so…「~なので」
  • when…「~のとき」
  • but…「しかし」
  • for…「~のため」

 

「接続詞+主語+動詞」や名詞と名詞をつなぐものもあるので、接続詞をしっかり覚えて見分けられるようになってほしいと思います。

 

⑧間投詞の見分け方

最後に間投詞の見分け方です。

間投詞は感情を表す言葉です。

これに関しては例を見た方が理解が早いと思うので、例を挙げていきます。

 

  • Oh!
  • Yeah!
  • Oh my god
  • hey

 

間投詞は上記のようなものなので、「他の品詞に修飾する」や「主語になれる」などの役割がなく、独立した品詞といえるでしょう。

たとえ見分け方がわからなくても、文法や解釈を考えるうえで特に問題はありませんので、そこまで気にする必要はありません。

 

まとめ

以上が品詞の特徴と見分け方でした。

品詞を見分けたところで入試の点数に直結するわけではありませんが、解説を読むときや文法問題を解くうえで品詞をわかっていると、理解度が全く違うので見分けられるようになってほしいです。

それでは、要点を整理します。

 

 

品詞を見分ける要点

  1. 名詞は主語・目的語になれる単語、最も英文で出てくる
  2. 動詞は主語の後ろにつき、接尾辞で判断できる
  3. 形容詞は名詞を修飾し、日本語の意味で「~い」で終わるものが多い
  4. 副詞は名詞以外のあらゆるものを修飾する。
  5. 代名詞は名詞の種類の1つで、同じ単語が繰り返されるのを避けるために使われる。
  6. 前置詞は名詞の前に組み合わさり、新しい情報を追加する。細かいニュアンスなどを伝えるのに便利。
  7. 接続詞は文と文を接続する。接続詞+主語+動詞という順番になるものも多い。
  8. 間投詞は、感情を表す意味を持つ。独立した品詞であり、文法上そこまで重要ではないので、知っておく程度でOK

 

 

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