【助動詞の用法】これがわからないと気持ちがわからない!?

今回は意外と覚えることの多い助動詞の解説をしていきます。

私が英語を勉強しようと参考書をパラパラ開いた時、助動詞のページの覚えなければいけないことの多さに驚いた記憶があります。

助動詞はひとつひとつの用法と訳を覚えなければなりません。

そこでこの記事を通して、受験生が英語に挫折しがちなこの単元をしっかりと、わかりやすく、そして覚えやすいように解説していきたいと思います!

助動詞とは何を表すのか、そしてそれぞれのコアイメージはどのようなものなのか、の二点に注意してこの記事を読んでもらいたいです…!

それではいきましょう!!!

 

助動詞を勉強する前に

 

まずは、助動詞の勉強を始める前に復習しなければいけない項目があります。

それは時制受動態の項目。

助動詞の問題として出題されるものの中には実は単なる時制や態の問題だということが多いのです。

 

例えば…

次の問題を考えてみてください。

 

問.(1)~(4)から最も適当なものを選べ。

He is not here yet. I think he ( ) .

(1)may be overslept

(2)may have overslept

(3)may be having overslept

(4)may have been overslept

 

 

 

 

答えは出ましたか?

それでは答え合わせです。

 

 

Ans.(2)

 

 

、、、。

どうでしょう?

正解出来たでしょうか?

上記問いは助動詞の単元で頻出の問題パターンですが、助動詞の知識が問われているでしょうか?

この問題の意図は

 

①時制を正しく理解しているか

時制がわからない方はこちら

②受動態を正しく理解しているか

受動態がわからない方はこちら

です。

 

つまり助動詞を全く理解していなくても、時制と受動態さえわかっていれば正解できる問題です。

逆を言えば、助動詞の知識が完璧でも時制と受動態が理解できていなければ解けない問題でもあります。

つまり助動詞の単元で満点を取ろうと思ったら、時制と受動態の単元を完璧にしなければなりません!

時制と受動態の理解に自信がない方はまずはそれらの理解からはじめましょう…!

 

『Forest』などの講義用参考書を読み、『Next Stage』などの演習系参考書を解いて理解できているかチェック!

何度も繰り返し解くことで、確実に定着させましょう。

 

                         

 

 

 

時制がわからない方はこちら

受動態がわからない方はこちら

 

 

助動詞とはなにか?

 

次に助動詞とはどのようなものなのか、を解説していきます。

 

助動詞とは、話し手の主観を表すもの

です。

つまり、簡単に言えば助動詞とは話し手がどのように考えているのか、その気持ちを表すものなのです。

 

例えば…       

例:

You should do your homework.

あなたは宿題をやるべきだ。

 

You must do your homework.

あなたは宿題をしなければならない。

 

助動詞shouldとmust以外は全く同じ表現ですよね。

しかし言葉の強さ、強制力が全く違います。

 

shouldが「~すべきだ」と訳され「助言、提案」を表すのに対し

mayは「~しなければならない」という「義務」を表します。

 

イメージで言うと…

 

should

→一緒に宿題をしている友達に笑いながら「無駄話してないで宿題やりなよ~」

と言われるイメージ。

 

 

may

→未提出の宿題があって、先生に「いますぐやりなさい!」

と言われるイメージ。

 

 

 

言葉の強制力の違いが分かったでしょうか?

助動詞が1つ違うだけでこんなにも意味が変わってきます。

この助動詞の意味が曖昧なまま英語で会話するとしたら…

なんとも恐ろしいことになりそうですよね。

誤解が生じる原因となりそうです。

助動詞の勉強が、英語の試験でしっかり点数を取るためだけでなく、英会話の際にもとっても重要な役割を果たすことがわかってもらえたでしょうか?

英語を話せるようになりたいと思っているあなた!

この記事を読んでしっかりマスターしちゃいましょう!

 

 

助動詞の分類

次に助動詞の分類です。

大きく分けて以下3つに分類されます。

 

①推量/可能性を表す助動詞

→過去形は仮定法を意味し過去の意味はない

②その他の意味を表す助動詞

→過去形は純粋な過去の意味

③熟語・慣用表現

 

上記3つの分類分けが出来ます。

特に①②の過去形の意味の違いは重要なのでしっかり覚えてしまいましょう!

 

*Tips

項目ごとの目次を言えるようになるとよい。

 

 

基本助動詞の意味

 

それでは本題です。

助動詞の一つ一つの細かい意味を追っていきましょう。

全部で6個です!!!

 

Tips:イメージと関連付けて覚えよう!

 

(1)will 【力強さ】

①推量「必ず~するだろう」

→2.3人称の時は根拠はないけど自信満々

 

②意志「~するつもりだ」

→1人称で使われる。とっさに考えたことで使われる

 

③拒絶「どうしても~しようとしない」

→否定文の時に使われる。

頻出表現:The door will not open.

 

④習性/一般的傾向「~するものだ」

 

(2)must 【圧力】

①義務「~しなければならない」

→否定形に注意!

must not⇔may

must V⇔do not have to =do not  need to=need not V

 

②断定的推量「~に違いない」

→根拠が文中にあるときだけ!

否定形→cannot

 

(3)can 【実現可能性】

①可能/能力「~することができる」

②可能性「時には~がありうる」

③許可「~しても良い」

→mayよりも砕けたイメージで、多くの人が許可を出しているという意味

 

 

(4)may 【妨害のない道】

①許可「~してもよい」

②推量「~かもしれない」(主観で50%くらいの気持ち)

③譲歩のmay

→訳には出てこない。

though/although/however/whatever などの「たとえ~だとしても、~なのだが」という意味の譲歩の意味の副詞節中に出てくるので見分けるのは簡単!

 

④祈願「どうか~でありますように」

May S be ~!

などの形で使われる。

 

(5)should 【やらなきゃいけないのにまだやってない】

①義務・当然「~すべきだ・~するはずだ」

=ought to V

 

②仮定法未来

→仮定法の用法をチェック!!!

 

③感情・判断の強調(訳さない)

頻出表現:It is 形容詞 that S should V…

→使われやすい形容詞が決まっているので参考書をチェック!

例:natural , strange , right

 

④要求・提案・命令・決定・主張の内容を表すthat 節中に出てくる

→訳されず、またshouldが省略されることがほとんどなので、一見原型に見えるので注意!!!

→使われやすい形容詞が決まっているので参考書をチェック!!!

例:important , necessary , essential , advise , insist , suggest , propose

 

⑤慣用表現:should have to V

(Ⅰ)肯定文

「Vすべきなのが望ましい」

(Ⅱ)否定文

「Vしなければならないという状況があるべきではない」

 

(6)would

①will の過去形

(ⅰ)時制の一致

(ⅱ)否定文で拒絶の意味

(ⅲ)過去の習慣「昔はよく~したものだ」

→現在との対比が意味に含まれており、used to V との使い分けに注意!

would は動作動詞の時と現在のことがはっきりと描写されていない時に使うと◎

 

②仮定法→仮定法の復習はこちら

→現実離れした内容

 

③婉曲推量

→現実として起こり得るが、断定は避けたい

 

~気持ちの目安~

日本語で気持ちの訳だけを覚えても、よくわからないですよね。

次に主な助動詞の気持ちの目安を書いていきます。

よく書き換え表現に使われる英単語と共に紹介していきます。

 

 

100% →be (事実)

certain = must

probable = may

possible = can 

0% → be not (事実)

 

まるまる覚えてしまいましょう!

 

 

ここまででそれぞれの助動詞のコアイメージを抑えていきました。

どんな時にどんな助動詞を使うのか、わかってもらえたでしょうか?

体に染み込むまで声に出してみましょう!

 

 

 

助動詞+ heve Vpp.

次に助動詞+heve Vpp. を解説していきます。

使われ方は大きく分けて2つ。推量と後悔です。

基本的に助動詞は推量と後悔のどちらかの意味しか持たないのですが、should はどちらの意味も持つので注意が必要です!

 

 

①過去推量

(ⅰ)may have Vpp

「~したかもしれない」

(ⅱ)must have Vpp

「~したに違いない」

(ⅲ)can❜t have Vpp.

「~したはずがない」

→~できるはずがないから、したはずがないというイメージ

(ⅳ)should have Vpp.

「~したはずだ」

→実際には行っていない。変だなと思う。

 

②後悔→意味が逆転する

(ⅰ)should have Vpp. ~ 【頻出。まずはこちらを疑う!】

「~すべきだったのに~しなかった」

(ⅱ)should not have Vpp.

「~すべきではなかったのに~してしまった」

(ⅲ)needn❜t have Vpp.

「~する必要なかったのに~してしまった」

 

この表現は受験中に必ず1回は見る重要表現です。

イメージとしては顔をしかめてるイメージ

話し手同士の間に食い違いが起こった時や、後悔の念に駆られた時など、

「ん!?」と言いたくなる時に使われる表現ですね。

イメージでマスターしちゃいましょう!

 

 

 

熟語表現

最後に助動詞を用いた熟語表現を紹介していきます。

ここは覚えれば覚えるほど面白いほど点数が上がります。

辛くなるけど、頑張りどころ!!!

面白おかしい例文を自分で作って楽しくやっていきましょう!笑

 

①would

(ⅰ)would rather A原型 than B原型

「BするよりむしろAしたい」

may  as well A原型 as B原型

「BするくらいならAする方がマシだ」

 

(ⅱ)I would rather S +仮定法

=I wish S +仮定法 「~ならなあ」

 

 

②can

(ⅰ)cannot V too 形容詞 「いくら~しすぎてもしすぎることはない」

→enought との書き換え表現に注意

(ⅱ)cannnot help Ving 「~せざるはいられない」

→強制力の意味合いはないので注意!「つい~してしまう」というニュアンス。

 

③do

do 【did,does】+ V~「本当に~」

事実であることを強調する。

疑問文でも、否定文でもないのに出てくるのは珍しいdo!

品詞分解のときなどに困ることが多いので、助動詞だと割り切っちゃいましょう!

例:I did do my homework.

 

④may

(ⅰ)may well

これは2通りの訳があります。

・許可「~するのも当然だ」

・推量「おそらく~するだろう」

(ⅱ)may【might】as well A原型 as B原型

≒would rather A原型 than B原型

「BするよりむしろAしたい」

(ⅲ)may【might】 as well A

「Aするほうがましだ」→「Aしたほうがいい」

これは(ⅱ)の比較対象であるas以下をなくした形だと思えば覚える必要もないかと思います!

 

 

 

以上が助動詞の解説になります。

長かったですね!

理解するのも、覚えるのも大変だと思いますが、外国人の気持ちを理解するため!

ここが頑張りどころです!

是非頑張ってくださいね…!

頑張るあなたを応援しています。

 

 

~最後に~

この記事が少しでも受験勉強を頑張るあなたの助けになっていたら幸いです。

受験勉強をしていて、悩み事や相談があるという方は、ぜひ一度最寄りの武田塾まで無料相談にお越しください。

 

→受験相談を希望される方はこちら

 

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