たった1語でほとんど修飾出来る魔法のことば!?副詞をマスターしよう!

今回は品詞の副詞の解説をしていきます。

品詞という英文法を勉強する上で必要不可欠な分野をしっかり理解していきましょう。

まず、品詞にはどのようなものがあるか、明確に答えることはできるでしょうか?

少しでも自信が無いと言う人はまずはこちらの記事で品詞の区別の方法を確認してみましょう。

今、そんなに全部覚えるのは大変だという人は

「四大品詞」(名詞、動詞、形容詞、副詞)

だけでも覚えてしまおう!

 

その他の品詞に関してですが、

動詞→自動詞、他動詞の見分けがつかない方

形容詞→形容詞の基本を知りたい方

はそれぞれのリンクを確認してみてください。

 

副詞とは何か

副詞の見分け方

では本題に入っていきます。

まず、副詞を見分けることは出来ますか?

基本的に「~ly」という単語は全て副詞だと思ってください。

*後ほど、例外を紹介します。

なので、名詞や形容詞を知っている時は、末尾を「~ly」に書き換えてしまえば、副詞として使うことが出来るのがほとんどです。

 

副詞の働き

次に副詞の働きを説明しようと思います。

副詞は

名詞以外を修飾するもの

です。

詳細に述べると、動詞や文全体などを修飾するのですが、覚えることが多くなってしまうので、

名詞以外で良いと思います。

ここで修飾関係についてすこし整理すると

形容詞→名詞を修飾

副詞   →名詞以外を修飾

となります。

 

何か情報を付け加えたい時は形容詞や副詞がその役割を担います。

自分で英作文を書くときは何を修飾しているかに注目して、形容詞と副詞を間違えないようにしましょう!

 

副詞の強調

副詞の修飾する内容をより強調しようと思った時、二つの方法があります。

very

・much

の2つです。

 

very

それではまず一つ目のveryから解説していきます。

veryは形容詞と副詞を修飾します。

例)I can run very fast.

例)I have to drive the car carefully.

このように、形容詞も副詞もどちらも修飾することが出来ます。

 

much

お次はmuch です。

muchは動詞や過去分詞を修飾します。

例)I don❜t go shopping much.

このようにmuchは動詞や過去分詞を修飾します。

 

これら2つの区別はつけにくいと思いますが、

これら例文を思い出して思い出せるようにしよう!

 

長文を読む時

副詞は文型には入りません。

(今5つの文型が思いつかなかった方はこちらを大至急チェック!)

 

そのため、長文をハイスピードで読まなければならない時、副詞は()で囲ってひとまず飛ばしてしまいましょう!

そうすることで、文の大枠だけ掴む事ができるので、時間の節約が出来ます。

その副詞部分が設問に出た場合はどうすればいいの?

という質問が来そうですが、主語と動詞は読んでいるため、その文に戻って副詞の表現を確認すれば良いのです。

長文を読んでいて時間が足らない~~~!

と思っている方は、まずは副詞を読み飛ばすことから始めてみると良いと思います。

 

 

余談ですが、この「副詞を()で囲む」などの作業のことを

品詞分解

と言います。

この品詞分解ですが、練習しないとなかなかできるようになりません。

今回は品詞分解のやり方の詳細を語ることはしませんが、

以下の「asの用法」の記事で少し記述されています。

気になる方は『Step2』を確認してみてください。

 

副詞の位置

では副詞を入れることのできる位置について解説していきます。

副詞の位置の原則

は以下の3つになります。

 

①sよりさらに前

②Sの直後に挿入

③文型がすべて終了した後の文末

 

 

ここから先は用法ごとに優先される位置ごとに、解説をしていきます。

 

様態

形容詞+lyの形の副詞の大部分がこのグループにあたります。

具体例としては hard/well/fast などになります。

 

①原則としてV+O/C の後

(強調のため文頭に出る場合もあり)

例:I can speak English well.

②受動態としてはbeとVpp の間に入れることが多い。

例:The princess was catastrophically killed.

 

場所・時

基本的に

時の場合は文尾に置くこと

が多いです。

複数の時の副詞を書く時は小さい単位から先に出すようにしましょう。

例:at two o❜clock yesterday.

 

場所の副詞の時の基本は

動詞が自動詞の場合→動詞の直後

他動詞の場合→目的語の直後

となります。

以下のものはその例外になるのでしっかり覚えていきましょう。

しかし、長文の中で何度もでてくる表現なので、見つける度に意識するくらいで覚えられると思います。

 

①already /still / just は動詞の前/助動詞の後

I already ate breakfast.

②since /yet は文末が基本。

しかし、動詞の後に置かれることもあります。

I have not gone to Italy yet. 

 ③early /late は動詞の後

My friend was reached late at the station.

 

頻度・程度

まずは具体例から。

always / usually / often / sometimes / never / rarely / seldom などがあたります。

基本的には一般動詞の前、be動詞、助動詞の後ろになります。

 

 

色々と解説しましたが、基本は

①sよりさらに前

②Sの直後に挿入

③文型がすべて終了した後の文末

の3つ!

この原則を忘れないようにしてくださいね…!

 

 

注意すべき単語

受験生が間違えやすく、また入試問題で頻出の副詞を紹介します。

いくつかのグループに分かれているので、頭の中で目次を作るようなイメージで勉強すると良いと思います。

 

名詞と間違いやすい副詞

まずは「~ly」の形でないことから、名詞だと思ってしまいがちですが

『実は副詞』という副詞を紹介します。

これは、名詞ではなく副詞のため、単語の前に前置詞をつけることが出来ない点を注意してください。

例えば

×   I will go to home.

◎ I will go home.

といった具合です。

正誤問題で、前置詞が付いた状態で良く出題されるので、これらの単語があった際は前置詞の有無を確認する癖をつけましょう。

 

対策としては以下の表を丸暗記しましょう!

意味は大丈夫だと思うので、この用語を見慣れるようにしてください!

 

名詞と間違いやすい副詞一覧

単語
home 家へ・に
abroad/overseas 海外へ・に
upstairs 階上へ・に
downstairs 階下へ・に
indoors 屋内へ・に
outdoors 屋外へ・に
downtown 繁華街へ・に
next door 隣へ・に
 
 
 
 

副詞に見えるが形容詞のもの

次に「~ly」という単語のため、一見副詞に見えますが実な形容詞という単語を紹介します。

これらの単語も正誤問題で出題されたり、四択の文法問題の誤った選択肢として頻出です。

四択の場合はこれは間違いだ!と分かっていればすばやく選択肢から外すことが出来るので、問題を解くスピードは格段に早くなります。

余談ですが、四択問題を解く時に正解でない選択肢がなぜ不正解なのか、までしっかり復習することで文法問題学習の質は何倍にも跳ね上がります。

そのようにして1つの問題から復習出来る分野を探す癖をつけると結果に繋がりやすくなると思います…!

 

では本題です。

以下の表を覚えましょう。

副詞に見えるけど形容詞のもの
単語

friendly

友好的な
lonely 孤独な
lovely 素敵な

 

例:We built  a friendly relationships.

我々は友好的な関係を築いた。

 

 

このように形容詞が入る位置に入れるようにしましょう。

3つしかありませんし、紛らわしく忘れてしまうこともあるかもしれませんが、特に「friendly」は頻出なので何度も口に出して覚えるようにしましょう!

 

lyの有無で意味の変わる副詞

次に、「ly」の有無で意味の変わる副詞について紹介します。

こちらは区別をつけるのが大変だと感じるかもしれませんが、かなり頻出です。

長文はもちろん英文和訳が出題される大学を受験される方は、受験する中で一度は見ると思ってください。

しっかり以下の表を頭に叩き込みましょう!

 

lyの有無で意味の変わる副詞
グループ 単語
hard hard 一生懸命
  hardly ほとんど~ない
late late 遅く
  lately 最近
near near 近くに
  nearly ほとんど
most most 大半の
  almost もう少しで
  mostly ほとんど

*hardly は否定の副詞です。

否定がわからない方はこちら

 

以上の4つのグループだけでいいのでしっかり覚えてください。

見てるだけではなかなか覚えづらいと思うので、各自例文をひいてノートにまとめると良いと思います…!

 

論理接続の副詞

副詞は、ディスコースマーカーに使われることがよくあります。

そのため、論理関係を示すことがあります。

長文を読んでいて、時間がなくなってしまった時や手っ取り早く論理関係を把握したい時は以下の副詞を確認してみてください。

基本的には、語句の直前直後にピリオドやカンマがあるのでそれを目印にすると良いと思います。

これらは、理想は『要約を意味する副詞全部言え』と言われたら英単語がすべて言えることですが、自由英作文が出題されない人は、

単語を見た時にそれが論理関係を表すことがわかればまずは大丈夫だと思います。

しっかり覚えてくださいね…!

まずは、論理関係を表す用語の目次です。

順接(因果)、言い換え、例示、要約、譲歩・逆接、追加、対比、選択

です。

 

順接(因果)

therefore /so / then / thus / consequently / hence

言い換え

in other words

例示

for example / for instance / let us say / ,say, / namely / that is ( to say ) 

要約

in short / in a word / in brief /after all / in the end

譲歩・逆接

however / though / nonetheless / nevertheless / still

追加

also / in addition / moreover / besides

対比

at the same time / on the other hand

選択

else / otherwise

これらも覚えることが多くなってしまいましたがしっかり覚えると、超長文を読む際などもディスコースマーカーに注目して読むことで時間が大幅に削減されます。

最悪、時間がない時はこれらのディスコースマーカー以下のみ読むことで文章のおおよその意味のみ掴むことができると思います。

 

まとめ

品詞『副詞』の解説を行いました。

たくさんの覚えなければならないことがあるように感じるかもしれませんが、 

・理解すること

・覚えること

の区別をしっかりとつけることで暗記も楽になると思います。

TOEICを受けるようになると、品詞の区別は文法問題で必ず出題される頻出問題でもあります。

今のうちにしっかりと理解できていると、受験英語の世界だけでなく、役にたつことが多いと思います。

頑張ってください!!!

 

 

~最後に~

この記事が少しでも受験勉強を頑張るあなたの助けになっていたら幸いです。

受験勉強をしていて、悩み事や相談があるという方は、ぜひ一度最寄りの武田塾まで無料相談にお越しください。

 

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