英語で数を数えよう!~数量表現を復習~

今回は数字の書き方の解説をしていきます。

数字表現をマスターすることによって相手の話をイメージしやすくなったり、言い換え問題に強くなることが出来ます。

長文を読んでいて数字の表現が多くて混乱している方

文法問題で頻出の

all of the 名詞…??

all 名詞…??

all of 名詞…??

の表現で混乱している方

この記事の解説を読んでしっかりマスターしよう!!!

 

 

 

数量表現とは何か

数量表現とはわかりやすく言ってしまえば

量や数をどう表現するか

を学習する項目になります。

これがわかることで、長文の内容が具体的にイメージ出来るようになります。

丸暗記が必要なことはあまりないので、

しっかり理解しながら覚えるべきことは覚えていきましょう。

数量表現の種類

数量表現のほとんどは

-形容詞

-代名詞

の2つに分類分けされます。

 

まずは言葉の解説から。

形容詞→名詞を修飾する

代名詞→文型上は名詞扱いだが、副詞により修飾される

 

形容詞はイメージがつきやすいと思いますので

代名詞用法を例文をあげながら解説をしていきます。

 

例)Almost all of the members took the course.

 

という例文があった時、

alomost→副詞

all→代名詞

of the student→後置修飾

となるため、「all」を他の2つが修飾する形になります。

つまり上の例文では数量表現「all」は代名詞扱いとなります。

イメージできたでしょうか?

覚えることは1つ。

数量詞は形容詞と代名詞がある!

数量詞のキホンのキ

次から、数量表現の中でも比較的簡単で

ここが出来ないとまずい!!!

という表現を解説します。

受験生が特に苦手とされていて、かつ入試頻出の

「all of the 名詞」

なども解説するのでしっかり読み込んでください。

この分野は丸暗記しようとすると辛いですが、理解してしまえば簡単な分野です。

しっかり理解していきましょう…!

 

数量代名詞 + of + 限定名詞

まずはみんなが苦手なこの表現から。

限定名詞のうちどれだけの割合なのか

を表す表現です。

 

「メンバーの多くは」

という表現を例に解説していきます。

以下の5通りで表す事ができます。

 

almost,most を使った表現

①almost all of the members

②almost all      the members

③almost all             members

④most of the members

⑤most members

 

うーん…

どれも同じに見えてしまいますね。

 

まず、almost は副詞のため、名詞を直接修飾することは出来ません。

よって、必ず名詞を修飾するためには形容詞を間に挟まなければいけないため、

「all」が必要になります。

 

よって③と⑤の表現は純粋に

形容詞「all( almost で修飾されている)」や「most」が

名詞「members」を修飾した形になります。

 

また、of は所属を意味する前置詞のため、後ろに続く名詞をどこの所属なのかをわかりやすくするために限定する必要があります。

よって

「of + the + 名詞」

はセットで使うことになります。

しかし注意してほしいのはこの「 of 」は省略することができます。

省略した場合は「the」があってもなくても良いことになっています。

なので

almost all of the members

almost all      the members

も正しい表現になるわけです。

しかし④「most of the members」を同じように「 of 」を省略させた

「most the members」は誤った表現になります。

品詞分解をしてもらえれば分かると思いますが、

この表現は「形容詞+ the + 名詞」という形になっています。

この形では使えないですよね。

よって、以上の5個でしか使えないわけです。

 

次にこの表現でありがちなミスの紹介もします。

なぜいけないのか、考えることで復習になると思います。

誤った表現の例

almost of the members

almost the members

almost members

almost all of members

most the members

 

この表現を理解するにあたり品詞の知識をいくつか用いました。

品詞の学習に自信がない方は以下に品詞について復習ができる記事のリンクを貼っておくので確認してみてください。

→品詞の見分け方はこちら

→形容詞の解説はこちら

→副詞の解説はこちら

 

少し長くなってしまいましたが、

「~の多く」という表現を使えるようになったでしょうか?

まとめを掲載するので頭の整理に使用してくださいね。

 

「~の多くは」の正しい表現

almost all of the members

almost all      the members

almost all             members

most of the members

most members

 

★ポイント★

almostは副詞

→直後に名詞や前置詞を置けない。

of the 名詞はセット

 

数量形容詞+非限定用法

次に数量詞の形容詞用法の解説をします。

先程の【数量代名詞+of+限定名詞】が割合だったのに対し、

実数を表すもの

になります。

また、非制限名詞とは「the がつかない名詞」のことです。

数量代名詞の具体例ですが、

many

much

few 

little

 

などになります。

これらの区別をつけていきましょう。

 

many と much

まずはこれら2つの区別をつけるようにしましょう。

覚えなければならないことは以下の2つ。

数を表す→many

量を表す→much

 

数を表す名詞というのは可算名詞のこと。

辞書などでは C と表記されています。

文法上複数形の S をつけられる名詞のことです。

例)number 

 

一方、量を表す名詞というのは不可算名詞のこと。

辞書では U と表記されており、複数形の S がつけられない名詞のことです。

例)amount

 

few と little

次にfew と little の使い分けを解説します。

以下の表を覚えましょう。

few と little の使い分け

グループ

可算名詞

a few + 可算名詞複数形 少しある
  few + 可算名詞複数形 ほとんどない
不可算名詞 a little + 不可算名詞単数形 少しある
  little + 不可算名詞単数形 ほとんどない

 

上記表のイメージですが、

・可算名詞か不可算名詞か

可算名詞→ few

不可算名詞→ little

・a をつけるか否か

-aあり→肯定文「少しある」

【一つ’ある’ことに着目】

-aなし→否定文「ほとんどない」

【一つも’ない’ことに着目】

がわかれば覚えられると思います。

 

ちなみに…

英作文の際にはなるべく間違いのないように書くことがポイントです。

ですから

many⇔much や  few ⇔little

の書き換えに自信がない場合は

可算名詞も不可算名詞も表現可能な

some

any

all

no

a lot of

lots of

plenty of

most

を使うのが良いと思います。

英作文は基本的に減点方式なので

絶対に間違えない、簡単な表現で書きましょう。

 

ではこの章のまとめを掲載します。

暗記に頼らずしっかり理解するようにしましょう。

 

・almost,most を使った表現

①almost all of the members

②almost all      the members

③almost all             members

④most of the members

⑤most members

・可算名詞と不可算名詞の数量表現

many⇔much 

few ⇔little

a few ⇔ few

・英作文のときの数量表現

some、any、all、no、a lot of、lots of、plenty of、most

 

 

+αの数量詞

今までは、必ず理解していないと受験で戦えない項目を学習していきました。

次からは、少し発展的な内容を解説していきます。

英語が苦手で何もわからない…という方はこの章は覚えようとせず、

なんとなく読むだけで大丈夫です。

英語の勉強に余裕のある人

より発展的な学習をしたい人

はしっかり読み込むようにしてください。

 

some/any

ではまずはじめに some と any から。

someのコアイメージ→はっきりしない何か

any→肯定文ではない時はsomeをanyに書き換える。

をまずはしっかり捉えましょう。

その上でsome,anyが出てきた時に、

その用法で使われているかの区別がつけられるようにしましょう。

 

some

・some+複数形or不可算名詞→いくつかの~

・some+可算名詞単数形→ある~

・some(あえて疑問文、条件節で使われる場合)

yesを期待している (依頼、勧誘の意味など)

 

any

・any+複数形or不可算名詞

(否定文、疑問文、条件文などsome→anyの書き換え)

いくつかの~

・any+可算名詞単数形→どんな~も

 

これらが見分け方一覧となります。

そして、

some は

・対比の意味で some~,other(s)…

「~もあれば…もある」

・some+数字

「約/およそ+数字」

といった使われ方もしますが、

some,any はほとんど上記に出てきたような使い方でしか使われません。

ですから、しっかりと

どの用法で使われているか

を見極められるようにしましょう!

 

no/none

次に no と none の区別をつけましょう。

見た目は同じような感じですよね?

しかし、これらは品詞も違う全くの別物です。

no →形容詞

none →代名詞

品詞の分類に自信のない方はこちら

形容詞に自信がない方はこちら

 

用語の確認をすると、

形容詞→名詞を修飾する

代名詞→名詞の代わりをする(先行詞が必要)

です。

 

no

no は形容詞です。

なので形としては

「 no + 名詞 」

として使われます。

意味は

「~がない」

「決して~でない」

の2つ。

 

例)

There is no apple in this room.

 この部屋にはりんごがない。

He is no genius.

 彼は決して天才ではない。

 

none

noneは代名詞です。

なので文型上としては名詞として扱われます。

そして代名詞なので

代名詞が表す名詞が事前に出ていること(先行詞)

が使用の前提となります。

意味は

「一つも~ない」

「(3者以上で)何一つ~ない」

の2つです。

 

例)

I think none of them are guilty.

 

最後にまとめを掲載します。

参照してください。

・no

 品詞→形容詞

 意味→「~がない」

             「決して~でない」

 

・none→代名詞

意味→「一つも~ない」

            「(3者以上で)何一つ~ない」

both/either/neither/each/every

この単元は

①意味

②単数扱いか複数扱いか

③品詞はなにか

に着目してほしいです。

まとめた表を掲載します。

 

数量詞暗記表

英単語 意味 単複 品詞

both

両方とも

複数

(二者)

代名詞

形容詞

either どちらか・どちらでも

単数

(二者)

代名詞

形容詞

neither 両方とも~ない

単数

(二者)

代名詞

形容詞

each それぞれ

単数

(二者以上)

代名詞

形容詞

every すべての~

+単数名詞

!形容詞

 

ではそれぞれを解説していきましょう。

both と either

これら2つのどちらもが二者について用います。

しかし、その違いは

二者どちらも→both

二者のうちどちらか→either

となります。

なので

both が複数扱い、 either が単数扱い

なのも納得できますね。

 

neither

唯一の否定形になります。

二者のどちらもを否定するので複数扱いになると思いますが、

either に 否定の意味を加えたものなので、

either と同じ単数形になります。

 

each と every

この2つは二者以上を表します。

違いは

each→一つ一つに焦点

every→全てに焦点

です。

なので each が単数形なのはわかりますね?

そこで、 every は複数形なのでは?と思いますが

すべてをひとくくりにして考えているので単数形になります。

ですから every の後ろには単数形しか置けない点も注意してください。

 

 

最後に5個のイメージ図を作ってみました。

イメージの参考にしてみてください。

 

 

数詞

次に数詞の表現です。

数詞とはその名の通り「数」を表す語のことで、形容詞として用いられます。

まずは具体的をあげつつ言葉の確認です。

基数→ものの量を表す。

例)one,two,three,four…

序数→順序を表す。

例)first(1st),second(2nd),third(3rd),fourth(4th)…

1~3番目までは特殊なのでそれぞれ覚えなければなりませんが4以上の数字は「数字+th」で表すことが出来ます。

 

序数は~番目と数える時や日付を表す時に使います。

文法の正誤問題で狙われることがたまにあるので数字のところに下線が引かれていたら、基数と序数が正しい表現になっているか確認するようにしましょう!

 

 

分数

お次は分数。

これも基数、序数同じく正誤問題でたまにでます。

過去問を見て正誤問題が出ている人は、文法事項を勉強している時に

「こことここ、表現が似ていて間違えやすいかも…」

と思ったところにチェックをつける癖をつけましょう!

あなたが区別しづらいと思ったところは

きっと他の受験生も区別がつきづらいはず。

というわけで入試でも頻出となるわけです!!!

 

 

では本題。

分数の表記方法について学習していきましょう。

基本は

分子→基数表記。

分母→序数表記。

            分子が1なら単数形。2以上なら複数形。

 

となります。

言葉だけではわかりにくいと思うので、以下の図を参照してみてください。

 

 

分数表記をする時に最も大事なのは

分子が「1」かそれ以外か

です。

分子が1の時は分母の序数も単数形で良いのですが2以上の数字の時には複数形にしなければなりません。

例えば2/5なら1/5が2つあるイメージになり複数形になるのです。

 

いかがでしょうか?

数詞は覚えることが少ないので、理解をしながら覚えてくださいね。

以下に数詞のまとめを掲載します。

 

・基数と序数の違い

基数→ものの量を表す。

序数→順序を表す。

・分数表記のポイント

分子→基数表記。

分母→序数表記。

★ 分子が1なら単数形。2以上なら複数形。

 

 

まとめ

以上が数量表現の解説となります。

数量表現はこれが出来たからといって極端に英語ができるようになるというような単元ではありません。

入試において純粋に文法問題として出題されることはそんなに多くないと思います。

しかしこの表現をマスターすることによって、長文の理解が深まったり英作文の際に使える表現の幅がかなり広がります。

今はふむふむ理解するだけでもいいので、いつか使えるようになってほしいです。

最後に今回の記事のまとめを掲載します。

自分が理解できているかどうか、覚えられているかどうか

考えながら読んでみてください。

almost,most を使った表現

①almost all of the members

②almost all      the members

③almost all             members

④most of the members

⑤most members

・可算名詞と不可算名詞の数量表現

many⇔much 

few ⇔little

a few ⇔ few

・英作文のときの数量表現

some、any、all、no、a lot of、lots of、plenty of、most

+αの数量詞

some+複数形or不可算名詞→いくつかの~

some+可算名詞単数形→ある~

some(あえて疑問文、条件節で使われる場合)

yesを期待している (依頼、勧誘の意味など)

any+複数形or不可算名詞

(否定文、疑問文、条件文などsome→anyの書き換え)

いくつかの~

any+可算名詞単数形→どんな~も

・no

 品詞→形容詞

 意味→「~がない」

             「決して~でない」

・none→代名詞

意味→「一つも~ない」

            「(3者以上で)何一つ~ない」

・both/either/neither/each/everyは表と図を覚える。

以上がまとめです。

 

少し話題とはそれますが、

anual 年一回の

decade 10年間

など具体的な数字を表す英単語があります。

それらも出題されることがあるので、調べてみると良いと思います。

意外と掘り下げてみると深い数量表現…

少しでも表現の幅が増えてくれていれば幸いです。

 

~最後に~

この記事が少しでも受験勉強を頑張るあなたの助けになっていたら幸いです。

受験勉強をしていて、悩み事や相談があるという方は、ぜひ一度最寄りの武田塾まで無料相談にお越しください。

 

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