省略は人間の性⁉代名詞を使いこなせるようになろう!

英語の代名詞の解説をしていきます。

代名詞とは
名詞の代わりをする言葉
のことです。

ここでは指示代名詞と不定代名詞を具体的に解説していきます。

混乱することの多いone, the otherの区別などもできるようにしていきます。

最終的に自分で図や表を書けるようになれば、理解できていると思います。

それを目標に自分なりに頭を整理しながら理解に努めてみてください。

指示代名詞

まずは指示代名詞を解説したいと思います。

指示代名詞とは、

特定の人やモノ、文中の語句などを示すことば

です。

全体としては以下のものを覚えるようにしてください。

・使い方

①具体的な人やモノ

②既出情報

・具体的な代名詞

this (これ) / these(これら)

that (あれ) / those(あれら) 

 

この単元は、これら4つの使い分けが話題になりますが

・距離感による使い分け

・節や文と名詞の使い分け

・単数複数の使い分け

ができていれば理解できると思います。

頑張っていきましょう!

具体的な人やモノ

具体的な人やものを示す場合

this (これ) / these(これら)

that (あれ) / those(あれら) 

を使います。

フルメンバーですね。

これらの区別は簡単です。

 

・心理的、距離的に近い場合

→ this / these

・心理的、距離的に遠い場合

→ that / those

です。

また this / these,that / those の使い分けですが、

this→複数形 these

that→複数形 those

となります。

イメージとしてはまさに以下の画像です。

りんごと人の距離感の違いにより指示語が変わっているのが分かると思います。

 

 

 

 

 

 

 

既出情報

次に既に述べられている内容を指す指示語を勉強しましょう。

これには2つの使い分けがあります。

・節や文の場合→ this / that

・名詞の場合→ that / those

となります。

この時、節や文の時はそのまま単独の名詞として用いればよいのですが

名詞の場合は

「 the + 名詞 」の繰り返しを避けて that と表現しているので

形容詞などの修飾語は省略してはいけません。

「それそのもの」ではないからです。

 

The score of my sister is better than that of her friend.

妹の成績は彼女の友人よりも良かった。

 

という例文があった時に、

that = the score

を示しています。

もし that of her friend の of her friend がなければ、

that は the score of mine を示すことになってしまいますよね。

ですから、修飾語は省略してはいけないのです。

しっかり理解してくださいね…!

 

ではまとめです。

指示代名詞まとめ

this / these→これ/これら

    心理的、距離的に近い。

that / these→あれ、あれら

   心理的、距離的に遠い。

既に述べられている内容を指す場合

・節や文の場合→ this / that

・名詞の場合→ that / those

 

不定代名詞

最後に不定代名詞を扱います。

不定代名詞とは、

不特定の人、もの、数量などを表すために用いられる代名詞のこと

です。

中には形容詞として名詞の前に置くことが出来るものもあるので注意しましょう。

この章では具体的には

one,another,the other,others,allについて解説していきます。

指しているものはなにか、単数か複数かに着目して頭の中でイメージしながら読んでいってください。

 

 

one

意味: a/an+名詞 【特定されていない】

→既に出ている可算名詞(数えられる名詞)を指す。

例:I have a good pen.You should buy one.

私は素敵なペンを持っている。あなたも買うべきだ 

もし、このoneが it だったら…

あなたは私からこのペンを買うべき、という意味になってしまいます。

そのペンそのもの→it【特定されている】

ペンという同じ概念のもの→one 【特定されていない】

を指します。

しかしoneを修飾して特定の物を指すことができます。

その時には特定のものである、という印のために

the one や the ones を使うようにしましょう。

 

another

「もう一つの」【特定されていない】

イメージ→複数のものがある中でどれと特定されているわけではないが、絶対にその中の一つ。

an other →another 

となっているのを見れば「一つの」という要素がわかりやすいかもしれません。

 

the other

「残りの一つ」【特定されている】

イメージ→複数のものがある中で残りの一個

( 複数指す場合は the others を使う )

「a」 と 「 the 」の違いが分かっている人なら

another と the other の違いは簡単に区別がつけられると思いますが、

another→特定されていない一つ

the other →特定されている一つ

となります。

 

others

「複数のもの」【特定されていない】

イメージ→複数の中の特定されていない複数のもの(全てではない)

 

 

all

「全て」

イメージ→そこになるもの全部。全て。

 

something / someone 

不定代名詞の最後になります。

具体例はsomething/ someone / everybody など。

(1)+(2)からなるものです。

(1)と(2)の具体例は以下のものです。

(1)some , every , any , no

(2)-one , -body , -thing

 

(1)-one , -body は「人」

-thing は 「もの」

を表します。

意味はそれぞれ

(1)と(2)を足したものになるので大丈夫だと思います。

これらの単語で注意すべきは形容詞の位置です!

形容詞は名詞の後ろに置く

例) I want to something hot to drink.

何か暖かい飲み物が飲みたい。

形容詞の位置は間違いやすいので、入試に正誤問題が出る人は、

something などが出てきたら形容詞の位置を必ず確認するようにしましょう…!

 

まとめのイメージ図

今まで説明してきましたが、イメージしづらいと思うので

以下の図を見てみてください。

頭の中で同じイメージが出来ていたら理解できていたということになると思います。

いかがだったでしょうか?

自分でかわいい絵でも書いて見ても面白いかもしれません。

 

 

 

 

まとめ

今回は代名詞について解説を行いました。

一言で代名詞といっても様々な分類があり、その用法も様々です。

しかし代名詞をしっかり理解することで長文の指示語の意味に悩まなくなり、長文理解に必ず役に立ちます。

この代名詞という分野は、文法問題としての対策はもちろんですが、

長文で代名詞の具体的な内容を問われた際に

「いかに早く」答えを導き出せるかどうか

が重要な単元となります。

代名詞があまりよくわかっていない人は

その代名詞の出てくる前後周辺の文をすべて読まなければならないかもしれませんが、代名詞が分かってる人からすればその条件を満たす単語が前後に一つしかない場合など、読む必要すらないかもしれません。

英語を受験で使う以上必ず長文は出題されます。

その時に、いかに早く読むか、そして解けるか(これらは別の能力)

を意識して日々の勉強をするようにしてください。

日々最大限の努力をしてくれることを願っています。

 

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