隠れてる部分が何か考えよう!

 

いつも通りSVOCと構文を振っていたら、5種類の構文どれにも当てはまらないという現象に出会ったことはないですか?

会話中に日本語の省略があるように、英語にも語句の省略をすることがあります。

ここで、どういう時に省略されるのか、省略の仕組みについて説明していきます。どの単語が省略されているのかが把握できるようになりましょう!

 

英語の省略って!?

英語には、文を簡潔にするために代名詞など、一回出た単語の繰り返しを避けるという傾向があります。

 

今回の省略も、直前に何度も出てきていたり、その単語がなくても文章がはっきり分かる場合に適用されます。  文章について構文から足りないなと感じたら、まず省略されていることを疑いましょう。

省略されている場合は、必ず直前に書かれているので見つけて、確認しましょう!

 

どういう時に省略するのか…!?

主語の省略

◎主に命令文で書かれた文章が主語の省略になっています。確認してみましょう。  

 

例文:(You) Sit down, please.

訳:座ってください。

このように本来You sit down, please.と言うところを主語のYouを省略することによって、命令文となります。

 

 

この場合、命令する相手が必ずyou(あなた)だけと分かりきっています。そのため、命令文の場合は常に主語を省略することができます。  

 

◎挨拶や慣用表現にも使用

 

例文①:(I wish you may have a) Good morning.

訳①:おはようございます。  

 

直訳すると「良い朝になりますように」となるが、日本語での表現としては「おはようございます。」に当たります。  

このように日本語と英語とでは宗教が関わってくることにより、挨拶の意味的な成り立ちが異なります。  

 

例文②:(I will) see you again next time.

訳②:次回また会いましょう。

 

  ◎日記文やはがきの文の1人称主語も省略

例文:Get up at ten.

訳:10時起床    

 

補語の省略

  上記の 例文のように補語になる同一の単語が直前に現れていて、言われなくても分かる場合は、補語の部分を省略することができます。

 

※同一構文の場合:後ろの文章では最初の文章と同一の要素を省略!

カンマの前後で文の構成が一致していて、「S+V+C」が繰り返されている文章となっています。  

 

動詞の省略

    この文章は、andの前後で構文が同じである。この場合、先ほどと同じように省略することが出来ます。

今回は、動詞の部分が省略になります。直前に出てきている部分の省略なので、文章が成り立たないということは起きません。

ここでは「S+V+O」文の繰り返しが行われていて、後文では「ate」が省略されている。  

 

❋疑問文の場合:(Are) You free? – (I am) Not really.

この場合、動詞がなくても主語と補語部分から動詞に何が当てはまるのか分かるので、省略することが出来ます。  

 

主語+be動詞/ there + be動詞の省略

以下のように、主語動詞/therebe動詞が同時に省略される場合もあります。      

関係代名詞・接続詞の省略

関係代名詞や接続詞を省略することができる場合は、その関係代名詞の直後に『主語 + 動詞(助動詞)』が続いているときです。  

 

例文①:I lost the notebook that I bought last week.

訳:私は、先週買ったノートをなくしました。

省略version:I lost the notebook I bought last week.

 

  例文②:Tell me the reason why he went to the club.

訳:彼がクラブに行った理由を教えてください。

省略version:Tell me the reason he went to the club.  

 

例文③:I am glad that she passed the entrance exam.

訳:私は、彼女が入学試験に合格して嬉しい。

省略version:I am glad she passed the entrance exam.  

 

 

 

※so~that…(とても~なので…)という構文では、soの後が比較的短いときthatがよく省略されます。  

 

接続詞後の省略

◎主語+be動詞の省略

when/while/if/unless/thoughの接続詞を含む節中は、『主語 + be動詞』が省略されることがあります。

 

▲省略される場合は、副詞節中の主語が主節の主語と同じであることが多い。  

 

・While dancing at the hall, I was very nervous.(ホールで踊っている間、私はとても緊張していた。)

⇛while文に「I was」が省略  

 

 

・When young, she used to play table tennis.(若い時、彼女は卓球をしていた。)

これは主節と同じ主語とbe動詞が使われているため、接続詞に主語と動詞が含まれていません。

⇛when文に「she was」が省略  

 

 

・She have to go there, if necessary.(必要があれば、彼女はそこへ行かなくてはならない。)

⇛if文に「it is」が省略  

 

☆「if it is necessary/ if it is possible/ if there are any mistakes/if so /if not」は、定型表現として使われれるので節中の主語と主節の主語が同一とは限りません。  

 

◎仮定法の省略

If only I had been there.(私がそこにいたならなあ。)

これは、仮定法の主節の省略という形になります。

 

本来ならば、If only I had been there, I would have done it differently.(私がそこにいたなら、違ったのになあ。)という文章になります。  

 

◎分詞構文の省略

Sick, I was absent from high school.(私は病気だったので、高校を休んだ。)

この例文は、分詞構文のbeing省略となります。

元々の文章が「分詞構文についての記事」にあるように Being sick, I was absent from high school.となる。  

✏分詞構文で文頭がbeingの場合、省略されることが多い。

 

◎代不定詞の省略

不定詞が使われている部分に繰り返しを防ぐために、toだけ残してその後の動詞以降は省略されることがあります。

 

①toの部分も省略

例文:You will go there if you want.(あなたがそこに行きたければ、行きましょう。)

 

②<to+一般動詞>時の省略

例文:You need not talk with her, if you don’t want to.(彼女と話したくなければ、話さなくても良い。)

 

③<to+be動詞>時の省略

例文:Do you want to be a nurse? — Yes, I want to be.

(看護師になりたいですか?ーはい、なりたいです。)  

 

このように to以下がbe動詞の場合、一般動詞の場合と違ってbeを残します。

※否定の不定詞の場合は、「not to」でto以下が省略されます。  

 

◎疑問文内の省略

 

例文:What about next Wednesday?(今度の水曜日どうですか?)

省略しないと… What do you think about Wednesday?となります。

この場合は、疑問詞に対する主語と動詞を省略している。

 

ことわざにおける省略

 

 

・A happy new year.

(= I wish you a happy new year.)

新年おめでとうございます。

 

 

 

・Out of sight, out of mind. (=If a man is out of sight, he will go out of mind.)

去る者は日々に疎し(目に見えないものは忘れられる。)

 

・Spare the rod, and spoil the child. (= Spare the rod, and you will spoil the child.)

可愛い子には旅をさせよ(子供は甘やかすと駄目になる。)

 

・No smoking.(=There must be no smoking. ) 禁煙   etc…

 

まとめ

省略=英文の中で繰り返しを避ける働き

一度出てきた単語は、動詞部分でも補語部分でも省略できる。

 

いかがでしたか?この記事が少しでも役に立てたら幸いです。

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